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東大阪・石切にクラフトビール工房「BYCブルーイング」 フルーツ使い飲みやすく

代表の北林徹也さん

代表の北林徹也さん

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 東大阪・石切で2月22日、クラフトビール工房「BYCブルーイング」(東大阪市中石切町1、TEL 080-6125-7524)が営業を始めた。

「まるごとフルーツいよかん」「まるごとフルーツりんご」

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 代表の北林徹也さんは東大阪市出身。昨年4月まで会社員として塾講師をしていたが、ビールが好きで書籍などで作り方を学ぶようになり、地元の東大阪市内で物件を探し始めた。最初に決めようと思った物件は許可がおりず、また一から探し直すことになり、自宅近くの現在の場所に決まった後は製造免許が下りるまで予定より時間がかかり、開業までは家賃を支払うために日雇いのアルバイトをしたという。

 北林さんのあだ名が「ばやし」だったことから、屋号はBYCブルーイングに決定。製造工程は独学で習得し、「オーソドックスなビールでは大手メーカーに勝てないので、フルーツを使ったクラフトビールにしよう」と決め、最初のビールはいよかんを丸ごと使った「まるごとフルーツいよかん」(600円)とした。

 店頭の立て看板とウェブサイトの告知のみだったが3月19日に店頭で販売したところ、約70本造ったビールは完売した。現在、第2弾商品「まるごとフルーツりんご」が完成し、3月27日にいよかんとりんごの2種類を販売する準備を進めている。「まるごとシリーズの種類をどんどん増やし、季節限定商品なども作っていきたい」と北林さん。「いよかんのビールは飲みやすいという声をよく聞くので、ビールが苦手な人にも飲んでもらいたい。瓶のままだと色や香り、泡などが分からないので、グラスに注いでおいしく飲んでもらえたら」と話す。

 4月3日には、近くのベーカリー「パンドウィッチ」の20周年記念イベントでコラボすることが決まっており、現在、イベント時に販売する春限定のビールを仕込んでいるという。「一人でしているので、仕込みをしている時は販売の対応ができないため週末に販売日を設けて販売している。現在は店頭のみの販売だが、近いうちにネットショップで瓶ビールの販売を始め、出店できるイベントがあればサーバーでビールを提供するなどしていきたい」と意欲を見せる。

 今後は「ビール製造に使った麦芽かすを肥料として渡している農家があり、そこで作っているにんじんなど野菜を使ったビールも造りたい。できれば東大阪産の野菜を使ってビールを造れれば」と北林さん。「ゆくゆくは法人化し、もうすぐ定年を迎える父と一緒にビールを造りたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~18時。

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