商業施設「フレスポ長田」(東大阪市長田中2)1階で3月28日、「ねじワールドカップグランドファイナル大会」が開かれる。主催は、地域情報サイトを運営する週刊ひがしおおさか(若江本町)。
2018(平成30)年に第1回を開催して以来、「フレスポ長田」「フレスポ東大阪」で毎年開く同イベント。東大阪の地場産業であるねじの機能を生かしてさまざまな競技を生み出し、子どもから大人まで幅広い世代の人が楽しんでいる。昨年4月からの全5回シリーズで今回が5回目。これまで4回に約500人が参加した。
第4回までは3競技を行っていたが、グランドファイナル大会では新種目を追加し、7競技を用意する。これまでは、1分間にボルトとナットの組み合わせをいくつ作れるかを競う「ねじビルド」、長いボルトの上から下までナットを通すタイムを競う「寸切り対決」、極小ねじを箸でつまんで皿に移した数を競う「ねじすくい」、埋め込まれたナットにドライバーを使ってねじを締めるタイムを競う「ねじ締め対決」の4種類から3競技を選択して行っていた。
今回追加する新競技は、多数ある同種類のねじの中から異なるねじを探すタイムを競う「エラー商品探し」、お題通りにねじの種類と数を仕分けるタイムを競う「ねじ仕分け」、ねじを選んで指定の重さに合わせる「ねじ計り」の3種目。
同イベントでは、来場ごとにスタンプがたまるメンバーズカードを用意し、5回来場者には「ねじマスター認定書」を進呈する。すべての競技をクリアするとねじの入ったカプセルトイ「ねじガチャ」を回すことができる。
週刊ひがしおおさかの野口美保さんは「新競技が追加され、7競技という大規模なねじの競技会になった。お出掛けがしづらい今、フレスポ長田でねじで目いっぱい遊んでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。対象は3歳以上。参加無料。参加は当日会場で随時受け付ける。雨天決行。