近鉄大阪線俊徳道駅、JR俊徳道駅近くの「アジアごはん バナココ」（東大阪市横沼町2、TEL 06-7410-7324）が5月6日、モーニングのメニューを増やした。

バインミー「沖縄ポーク」

　2018（平成30）年10月に大阪商業大学の近くで開店し、今年3月、俊徳道に店舗を移転した同店。石田純平さん、知子さん夫婦が経営し、タイ、台湾、ベトナム、インドネシア、マレーシアなど、11の国・地域の料理の提供と、国産小麦、天然酵母、水、塩、モルトをこね上げたパン生地を使った知子さんが焼くハードパンを販売している。

　移転当初はランチとカフェをメインに営業していたが、4月16日からは台湾の朝食と焼き立てのパンを使ったモーニングを開始。営業時間も変更した。新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言が発出されている現在は、テークアウト、PayPayピックアップ、ウーバーイーツ、パンの販売のみの営業としている。

　5月6日からはモーニングメニューを「アジアンモーニング」とし、台湾の定番朝ごはんメニューという「シェントウジャン」（385円）、香港のピータン入りかゆ「ペイタンサゥヨッチョッ」（594円）、ベトナムの鶏ささみ入り米麺「フォー・ガー」（648円）などを販売。利用客からの要望でベトナムのサンドイッチ「バインミー」6種類も追加した。バインミーは毎朝焼くもっちりとしたフランスパンを使い、中でもランチョンミートをカリカリに焼いた「沖縄ポーク」（626円）、焼きエビをはさんだエビ（702円）が人気という。モーニングメニューはドリンクとセットでの販売（ドリンク料金別途）。

　水曜～金曜は、焼き立てのベーグルを使ったベーグルサンドを販売する。ベーグルは日替わりで3種類用意し、好きなベーグルと具材を選んで組み合わせられる。ベーグル（200円～）は甘い味としょっぱい味を用意する。具材は、たまごサラダ（216円）、B.L.T.（270円）など6種類。「お昼はサンドにする人が多いが、朝はナッツ＆ハニーやクリームチーズなど、ベーグルとトッピングだけの人も多い」と知子さん。ベーグルサンド、バインミーはランチタイムにも販売する（ランチタイムはベーグルサンド30円、バインミー50円加算）。バインミーは1日12個限定。電話での取り置き可能。「週末はもっと数を増やしていきたい」と話す。

　「モーニングは近くに住む人が利用しており、ランチタイムはウーバーイーツでの注文も多い」と純平さん。ランチタイムは、弁当やカレー、麺類、丼、アラカルト、スイーツなど、多数のメニューを用意する。

　営業時間は、モーニング＝7時～10時30分、ランチ＝10時30分～14時。日曜・月曜・祝日定休。