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東大阪・徳庵の「カレーパンショップMASARA」が4周年 移動販売にも意欲

店主の山本健ニさん

店主の山本健ニさん

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 JR学研都市線・徳庵駅近くの「カレーパンショップMASARA(マサラ)」(東大阪市稲田新町1、TEL 06-7709-2363)が5月22日、開店4周年を迎える。

新商品「ジャッカルドッグ」

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 店主の山本健ニさんは、近鉄ライナーズ、リコー関西(現・リコージャパン)で活動した元ラグビー選手。山本さんの両親は、阪急梅田駅近くの新梅田食道街で「カレーショップMASARA」を営んでいたが2007(平成19)年に父親が倒れ、引退後の2008(平成20)年から山本さんも同店で働くようになった。

 2017(平成29)年には、実家近くにカレーパン専門店の「カレーパンショップMASARA」をオープン。梅田のカレーショップで提供する中辛の欧風カレーのルーをフィリングに使ったカレーパンで、ルーを食パンで挟みホットサンドにした「マサラサンド」(230円)、牛肉100%のミンチ肉とルー、玉ねぎ、レタスを合わせてホットドッグスタイルにした「マサラドッグ」(280円)、マサラドッグにソーセージを加えた「マサラドッグII」(380円)、ポテトサラダと合わせた「ポテサラドッグ」、ミルフィーユカツを挟む「マサラカツサンド」(以上350円)などを販売する。

 「東大阪カレーパン会」の会員にもなり、同会が参加するイベントにも出店。全国高校ラグビー大会開催期間中は会場の東大阪市花園ラグビー場前でも販売するなど、積極的に活動している。

 3月には、同会が商業施設「なんばマルイ」で開催したカレーパンイベントにも出店。イベントに出店するにあたり、「何か面白い商品を作らないと」と、マサラドッグを揚げてラグビーボールをイメージした新商品「ジャッカルドッグ」(300円)を開発して販売した。他の商品と比べ手間が掛かるため、現在は「土日のいずれかと平日の1日程度、気まぐれで販売している」という。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で「イベント出店はなく、土日は忙しいが波があり厳しいなと悩む時もある」というが、「はやりものに乗っかろうと、イチゴに見立てて切ったソーセージの断面を見せるマリトッツォ風のホットドッグ『マサラッツォ』を作ってみたりしている」と笑う。マサラッツォは350円。

 5月22日・23日には4周年を記念し、全商品を40パーセントオフで販売する。

 今後、挑戦したいことは「キッチンカーでの販売」と山本さん。「ラグビー新リーグの会場などに売りに行けたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は8時~15時(売り切れ次第終了)。月曜定休。

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