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東大阪・俊徳道にメガネとカフェ「レンズビーンズ」 地元レンズメーカー1階に

店長の西田博之さんとカフェ担当の多賀子さん

店長の西田博之さんとカフェ担当の多賀子さん

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 近鉄大阪線俊徳道駅、JR俊徳道駅近くのメガネとカフェの店「レンズビーンズ」(東大阪市俊徳町2、TEL 06-6729-5882)がオープンして半年がたった。

壁面には大阪のデザイナーが手掛けたメガネフレームが並ぶ

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 1939(昭和14)年創業のメガネレンズ製造販売を手掛ける昭和光学(同)が、事務所1階に開いた同店。同社では、調光レンズや偏光レンズ、ゆがみの少ないレンズなどを製造しており「最近は安価なメガネがフォーカスされているが、機能の付いたさまざまな良いレンズがあることを消費者に知ってもらいたい」と、当初はメガネレンズのショールームを作る予定を変更し、「レンズだけを並べても分かりくい。フレームも置いて、カフェを併設して入りやすい雰囲気にしよう」と、メガネとカフェの店として昨年11月12日、同社関連会社の運営でオープンした。

 約50平方メートルの店内には、壁面にメガネフレームが並び、視力測定スペース、カウンター4席とロフト席8席のカフェスペース、外にはテラス席を設ける。常務取締役で店長を務める西田博之さんと知人らが1年2カ月かけ、設計から施工まで手掛けた。

 西田さんは「日本のメガネレンズは大阪発祥で、弊社も大阪でやってきたので地元を意識している」といい、店内には大阪のデザイナーのメガネフレームが並ぶ。

 カフェ部門は西田さんの妻・多賀子さんが担当しており、火曜~土曜のランチタイムにはパニーニを提供。鶏カツのパニーニ、生ハムとレタスのパニーニ、ハムととろ~りチーズ(いずれもミニサラダ・ミニスープ付き=500円)の3種類で、鶏カツのパニーニには大阪の「さくら味噌(みそ)」数種類をブレンドした特製味噌ソースを使用、パンは布施の「Panetteria Ottimo Massimo.(パネッテリーア オッティモ マッシモ)」(長堂1)のものを使うなど、メニューも大阪産にこだわる。ドリンクは、カフェインレスの大麦コーヒー(400円)、紅茶(400円~)、チャイ(450円~)、千早赤阪村の蜂蜜を使う「はちみつカプチーノ」(450円)など。

 「カフェがあると、仕事やライフスタイルなどを聞きながらその人にあったレンズを提案することができる。カフェ目的で来店してメガネを買ってくれる人が増えてきている」と西田さん。「気軽に来て目と健康について話してくれたら」と話す。

 営業時間は10時~18時(ランチタイムは11時~15時)。日曜定休。

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