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東大阪・八戸ノ里の「味彩旬香 菜ばな」、定休日をかき氷店に 野菜使うかき氷も

かぼちゃミルク

かぼちゃミルク

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 近鉄奈良線・八戸ノ里駅近くの会席料理「味彩旬香 菜ばな」(東大阪市小阪3)が6月30日から、毎週水曜と木曜にかき氷店「華雪」として営業する。

パイナップル大福

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 2011(平成23)年5月にオープンした同店。新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言発出期間が長引き、「アルバイト従業員の仕事を増やしたい。このあたりはかき氷店がないのでやってみよう」と、夏季限定で定休日の水曜と木曜をかき氷店とすることに決めた。

 女将の前田有里子さんは3年前、奈良でかき氷を食べた際に「こんなにおいしいかき氷があるんだ」と感動したという。それから会員制のかき氷店など食べ歩きをするようになり、作ってみようとかき氷機を購入したが求めていたかき氷にならず、別のかき氷機を購入した。

 さまざまな氷を試した結果、同店では奈良の製氷メーカー・日の出氷の氷を使う。「水の質や産地で味が違う。氷がしっかりしていて削った時にジャリジャリせず、ふわふわで食感がほかの氷とまったく違った」と前田さん。

 6月に入り、インスタグラムのアカウントを作って試作を投稿したところ「フォロワーが増えてダイレクトメッセージが多数届くようになった」という。インスタグラムで店名を募り、菜ばなプロデュースのかき氷店「華雪」となった。「果物を使ったかき氷は他店でもしているので、野菜を使ったかき氷を作ってみてはどうか」と、トマトやカボチャ、ニンジンなどを使い、フルーツや野菜のかき氷20種ほどを試作したという。

 オープン時は、「八女茶の抹茶ミルク」(1,000円)、ミニトマトと練乳、生クリームの「トマトミルク」、バニラアイス入りの「かぼちゃミルク」(以上1,100円)、パイナップル、パイナップルジュレ、白あんソース、牛皮、おいりをトッピングした「パイナップル大福」(1,200円)の4種類。フルーツや野菜は日によって変わるという。

 店内は8席を設けるが、6月22日現在、6月30日と7月1日は満席。予約は、インスタグラムプロフィール欄に記載する予約システムから受け付ける。

 「華雪」の営業時間は水曜・木曜の11時30分~17時。9月30日ごろまで。

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