東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南)を本拠地とする近鉄ライナーズが7月16日、来年1月開幕の新リーグでの名称を「花園近鉄ライナーズ」に変更することを発表した。
新リーグでは、チーム名に地域名を入れることが決められている。新チーム名称について、近鉄は「私たちは『花園ラグビー場』とともに誕生し、花園の地で90年以上にわたり歴史を重ねてきました。これからもこの伝統と栄光ある『花園』と共に成長していくチームでありたいという思いから、チーム名を『花園近鉄ライナーズ』としました(以上、原文ママ)」としている。新しいロゴは後日発表するという。
ジャパンラグビートップリーグは同日、ラグビー新リーグ発足記者会見を開いた。新リーグ名称は「JAPAN RUGBY LEAGE ONE(ジャパンラグビーリーグワン)」。来年1月7日に開幕する。リーグは3部制で、1部に当たるディビジョン1は12チーム、ディビジョン2・3は各6チーム。近鉄はディビジョン2でのスタートとなった。
ホスト&ビジター形式で、ディビジョン1は年間96試合(1チーム16試合)、ディビジョン2・3は各36試合(1チーム12試合)。各ディビジョン間で毎年3チームの入れ替え戦がある。大会の概要は9月下旬以降に発表する。
近鉄は「新リーグではディビジョン2でのスタートとなるが、より一層チームの強化に努め、ディビジョン1への昇格を目指す。皆さまに愛されるチームとなるよう、ホストエリアである東大阪市を中心に地域に根差した活動にも積極的に取り組んでいきたい」と意気込む。