近鉄奈良線河内花園駅南側にある商店街「花園本町商店街」(東大阪市花園本町1ほか)で7月31日、イベント「くじびき商店街」が開かれる。
新型コロナウイルス感染拡大前には、七夕のササを使ったクイズラリーなど子ども向けのイベントを開いていた同商店街。昨年の夏はイベントをすべて中止にし、今年は、近隣の子どもたちが願い事を書いた短冊を商店街に掲示し、七夕の雰囲気が伝わる画像を対象とするフォトコンテストを行っている。
7月31日には、「お祭りもないので、くじ引きをしたら子どもたちが喜んでくれるのでは」と、小さなイベントを企画。15店がイベント参加店となり、参加者は受付時にもらうマップを持って、商店街内の参加店を回る。参加費100円。マップ1枚につき10回くじ引くことができる。浴衣での参加者先着50人には、国産線香花火をひと家族につき一個進呈する。
同商店街では、「街が明るくなるのであれば使ってほしい」と、盆踊りで使わなくなったちょうちんの寄贈を受け、商店街の街灯を管理する事業者からLED電球も提供してもらい、約100メートルの通りに100個のちょうちんを取り付けた。
同商店街の白山登茂和会長は「子どもたちには純粋にくじ引きを楽しんでもらい、一緒に参加した保護者には商店街を知ってもらいたい。コロナ禍で商店街も大変な時期だが、地域の人に夏の雰囲気を少しでも楽しんでもらえたらうれしい。商店街もがんばりたい」と話す。
開催時間は、14時~15時、16時~17時の2部制。受け付けは「お野菜料理ふれんちん」「なかや呉服店」。