近鉄奈良線・八戸ノ里駅近くの現代居酒屋「ESORA(エソラ)」(東大阪市小阪2、TEL 06-6783-1112)が8月12日、ランチ&カフェ「サンドイッチラボラトリー」の営業を始める。
旬の食材を使った創作料理や大阪産なにわ黒牛を使ったメニューなどを提供する同店。新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言発令中は休業し、まん延防止等重点措置期間中は時短営業など要請に従って営業をしてきた。店主の吉本信一さんは「チャッチャと食べる店ではなく、20時までの営業だと仕事帰りのお客さんが来て前菜を出してすぐラストオーダー。7月にはもう心が折れそうだった」と振り返る。
だが吉本さんは「どうせだったら休業中の時間を楽しみたい」と、ランチ営業を視野に入れて食べ歩きを始め、その中で「大阪市内のサンドイッチ屋さんで食べたサンドイッチがおいしくて感動した」と話す。もともとサンドイッチが好きだった吉本さんは休業中に試作を重ね、ランチ営業にこぎつけた。
メニューは「手作り燻製ベーコンサンド」(800円)、「ローストビーフサンド~特製赤ワインソース~」(900円)の2種類。いずれも国産のフライドポテトが付く。プラス200円でスタンダードドリンク(オレンジジュース、コーラ、ジンジャエール、アイスティーなど)をセットにすることができる。
「ベーコンサンドは、薫製までいちから手作りしているもので、シラチャーソースを使ったピリ辛味。ローストビーフも手間ひまかけて作るもので、店で出すローストビーフに添える赤ワインソースと同じソースを使っている」という。イートインでの提供をメインとし、テークアウトは電話予約で対応する。
カフェのみの利用も可能で、IRORI COFFEE ROASTER(小阪1)のアイスコーヒー(450円)、カフェオレ(500円)や、100%ブドウジュース、100%無添加オレンジジュース(以上550円)などをそろえる。
吉本さんは「期間中に1回、1種類を違うメニューに変えようと思っている。反応が良かったら平日限定でランチ営業をし、お酒の提供ができるようになったら週末は居酒屋営業をしたい」と話す。
営業時間は11時30分~18時。8月15日・17日休業。8月22日まで。