花園中央公園内、東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)前に9月15日、「ポケットモンスター」のキャラクターをデザインしたマンホールふた「ポケふた」が設置された。
「ポケふた」は、「ポケモン」(東京都港区)が地域の観光振興を目的に自治体に寄贈するもので、2018(平成30)年12月に鹿児島県指宿市に設置したのを皮切りに全国各地に設置。設置場所の景観に合わせて1枚1枚オリジナルでデザインした手作りのふたで、それぞれが世界で1枚のマンホールふたになっている。
東大阪市には5枚の「ポケふた」が寄贈され、9月15日に市花園ラグビー場で披露された。東大阪市に寄贈されたポケふたは、ものづくりのまち、ラグビーのまちから「素早く、丁寧に、力強く」をコンセプトに、「でんきタイプ」と「はがねタイプ」のポケモンを中心に選んだ。
東大阪市内に設置する5枚のポケふたには9種類のポケモンが描かれている。花園ラグビー場前には「ライコウ」のポケふたが設置された。同じ花園中央公園の風望の丘(松原南2)には、「トゲデマル」と「ワンパチ」がラグビーを楽しむデザインのポケふた、東大阪市役所本庁舎(荒本北1)には「コイル」と「レアコイル」、東大阪市旭町庁舎(旭町1)には「ギアル」と「ギギアル」、東石切公園(東石切長2)には「エレキッド」と「クチート」のポケふたを順次設置する。サイズは直径約62センチ、重さ約45キロ。今回の設置は20都道府県目で、寄贈したポケふたは合計206枚になった。
寄贈を受けた野田義和東大阪市長は「それぞれ特徴があっていい。マンホールのふたとは思えない。もちろん東大阪の皆さまにも見てほしいが、ポケモンが大好きな人は全国、全世界にいるので、緊急事態宣言が明けたらたくさんの人に見てもらいたい。花園ラグビー場や石切参道など、東大阪のいいところも一緒にたくさん見てほしい」と期待を寄せる。
ポケふた設置場所は順次、スマートフォン向け位置情報ゲーム「ポケモン GO」のポケストップになる予定。