東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)前の噴水広場で12月11日、「ジョイントハンズ花園」によるスポーツ体験が行われた。
花園中央公園を拠点に活動するジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ、JFLサッカークラブのF.C.大阪、関西独立リーグの06BULLS(ゼロロクブルズ)の3チームが東大阪市民の健康増進とスポーツを通じた地域活性化を目的に、11月に結成した「ジョイントハンズ花園」。これまで個々に行ってきた地域でのスポーツ普及の取り組みを3チーム合同でしようと結成した。
12月11日には花園ラグビー場で、花園近鉄ライナーズ対クボタスピアーズ船橋・東京ベイのプレシーズンマッチが行われた。花園近鉄ライナーズは、試合開催日に地域のPRブースや来場者向けのおもてなしブースを展開する「花園ハッピーパーク構想」を掲げており、その一環として試合開始前に花園近鉄ライナーズによるパスターゲット、F.C.大阪によるキックターゲット、06BULLSによるバッティング体験が行われた。
花園近鉄ライナーズの普及担当・タウファ統悦さんは「これから3チームで取り組んでいくための1回目の試み。試合を見に来た人以外の人もみんなでいろんなスポーツを楽しんでほしい」と話す。
小学2年の息子と観戦に訪れた男性は「子どもたちがいろんなスポーツに触れられるのはいいことだと思う。子どもも楽しそう」と話し、ラグビーとサッカーを習っているという男子児童は「いろいろできて楽しい」と笑顔を見せた。
試合のハーフタイムには、第1グラウンドの大型ビジョンで「ジョイントハンズ花園結成ムービー」が流れた。