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全国高校ラグビー大会決勝へ 国学院栃木と東海大大阪仰星が会見

(右から)国学院栃木の吉岡監督、白石主将、伊藤選手、青柳選手

(右から)国学院栃木の吉岡監督、白石主将、伊藤選手、青柳選手

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 東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で1月8日に第101回全国高校ラグビー大会決勝が行われるのを前に7日、国学院栃木(栃木)と東海大大阪仰星(大阪第2)がオンライン会見に応じた。

東海大大阪仰星の湯浅監督、薄田主将、中選手、楠田選手

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 初の決勝進出となった国学院栃木は7日、通常通り2時間程度の練習メニューをこなしたという。吉岡肇監督は「(東海大大阪仰星は)近畿地区の横綱、優勝経験豊富なチームで明らかにチャレンジャー。一生懸命タックルして起き上がってスコアリングチャンスには得点をして食い下がっていき、ロースコアゲームに持ち込みたい。勝負はやはり執念のタックル。ここまできたので、伸び伸びと開始早々から悔いのない試合をしてほしい」と話す。

 SO伊藤龍之介選手は「花園の決勝は夢の舞台なので、緊張とかもったいないことをしないで、楽しんで一つ一つのプレーを全力で戦っていきたい」、FB青柳潤之介選手は「明日の試合では出られない先輩やキャプテンの分も背負って一生懸命戦っていきたい」と意気込む。

 4大会ぶり6度目の優勝を狙う東海大大阪仰星は決勝前日練習を、攻撃、守備ともにもう一度基本を見直し振り返る時間にしたという。

 湯浅大智監督は「(国学院栃木は)高い守備力を誇る、ラグビーの経験を詰んだ生徒が多いチーム。攻撃についても非常に発想力がある。その相手に対してしっかりと対応し、まず先手を取ることを意識してプレーしていきたい。全国の高校ラグビーの中でたった2校に残ったのでそこに対する誇りを持ち、また国学院栃木に対してのリスペクト持って、とにかく謙虚にひたむきに一歩ずつ丁寧にしっかりとプレーをすること、また何事に対しても感謝を忘れずに取り組み続けることをしっかり心にとめて明日一日やりきりたい」と話す。

 薄田周希主将は「(国学院栃木)は組織ディフェンスを徹底していて、そのディフェンスに対して僕たちがどう攻略していくのかというのが明日の試合の鍵になると思う。こういう社会情勢の中でこのような大会を運営してくれている方々に感謝をし、全力で楽しんでプレーをし、勝ちきって優勝したい」と意気込む。

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