近畿大学東大阪キャンパス近くに4月13日、「元祖豚丼屋TONTON 近大前店」（東大阪市小若江3、TEL 06-6729-9876）がオープンした。

豚バラ丼（並）

　飲食事業を手がけるワンズトライン（大阪市北区）が運営する「元祖豚丼屋 TONTON」。「本場帯広の味を忠実に再現し、帯広市民に愛される郷土料理を全国に届ける」をコンセプトに掲げ、2020年6月、新大阪に1号店をオープン。現在、近大前店を含む実店舗18店、デリバリー専門店を全国で60店展開する。

　同社の山内仁社長は「学生立地には当初から出店したいと思い、常に物件を探していた。大学の目の前の立地が一番の決め手になった」と、近大前店をオープン。同店では、店内飲食、テイクアウト、デリバリーで提供する。

　メニューは、厚切りの豚バラ肉を秘伝のタレに漬け込んで炭火で焼いた「豚バラ丼」、脂分が少ないロースを薄切りにした「豚ロース丼」（以上、並盛＝858円、大盛＝1,078円、特盛＝1,298円、メガ＝1,848円）が2大看板メニュー。並盛は肉6枚150グラム、メガは肉14枚350グラムをのせる。バラとロースの「ハーフ＆ハーフ丼」、とろけたチーズをのせる「炙り（あぶり）チーズ豚バラ丼」（以上、968円～）、「帯広豚バラ定食」「帯広豚ロース定食」（以上、並＝935円、大＝1,155円）などを提供する。

　豚丼のほか、「元祖から揚げ丼」（748円～）、「豚バラカレー」（858円～）、単品から揚げ（3個360円～）などを用意。キムチ、温玉、白ネギ（以上165円）のトッピングも用意する。

　「てっぺん盛り」は、ご飯1.1キロ、豚バラ肉400グラム、豚ロース肉400グラム、薄バラ肉500グラム、鶏から揚げ240グラムをのせたチャレンジメニューで、30分以内に完食すると無料になる。時間内に完食できない場合は4,380円。「全国の店舗でチャレンジがあり、成功者も登場している」と山内社長。

　4月末までに、新潟、東京、大阪で新店舗のオープンが決まっており、今後も福岡や埼玉、宮城など10店以上の出店が決まっているという。「年内に40～50店まで実店舗の出店が可能だと思っている。今後は九州や中国地方に力を入れていきたい」と意気込む。

　近大前店の営業時間は11時～23時。