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近畿大学近くにマフィンと揚げ物の店「リズ アンジュ」 「子どもに安心な物を」

神田貴雄さんと瞳さん

神田貴雄さんと瞳さん

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 近畿大学近くに6月15日、「手作りマフィンと揚げ物のお店 リズ アンジュ」(東大阪市小若江4、TEL 06-4306-4510)がオープンした。

総菜系のマフィン

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 神田貴雄さん・瞳さん夫婦と母親の3人で経営する同店。貴雄さんは高校生の時、東大阪市内のスーパーの鶏肉店でアルバイトとして働いた後、その店の社長に声を掛けられ、新しく開く鶏肉と総菜の店の店長になった。その後、23歳で独立。大阪市福島区に店を構え、その後、スーパーにテナントとして入った。

 スーパーのテナントは家賃が高い上に拘束時間も長いため、「家族の時間を作りたい」と店舗併設の家を建てようと土地を探した。東大阪市内に住む母親が通える場所で、市役所か大学か駅の近くを条件に探し、近畿大学近くの場所を選んだ。

 周辺に総菜店が多く、「付加価値のある物で何がいいか考えた」と貴雄さん。瞳さんはケーキと料理のライセンスを持っていることから洋菓子と総菜を合体しようと総菜系のマフィンを作ることを決め、隣に保育園があることから「母親にとって面倒くさい料理は揚げ物で、マフィンは朝ごはんにもなる」と、マフィンと揚げ物の店に決めた。

 マフィンは、プレーン(150円)、抹茶(160円)、ココア(170円)など定番商品のほか、オレオナッツ、チョコチップ(以上170円)、アップルレーズン(180円)などのスイーツ系、ねぎみそ、チーズカレー、枝豆チーズ(以上170円)、ウインナーチーズ、ピザ(以上180円)などの総菜系で、30種以上あるレパートリーから15種程度が日替わりで並ぶ。

 揚げ物は、野菜コロッケ、ビーフコロッケ、かぼちゃコロッケ(以上70円)、コーンクリームコロッケ(100円)、チーズメンチカツ(120円)などコロッケ8種類と、国産鶏を使う唐揚げ(1パック200グラム入り、若鶏むね肉=250円、若鶏もも肉=300円)。唐揚げには、南蛮タルタルやコチュジャン、チリソースなど、7種のソースを用意する。

 プレオープンから3週間がたち、「女子大生をメインに考えていたが、大学生の男の子や30代の男性などが意外と買っていってくれる。毎日来てくれる学生や1日2回来てくれる人もいる」と瞳さん。

 「店名のリズ アンジュは、『天使のご飯』という意味。子どもにも食べてほしいので酸化防止剤などを使わず、冷凍食材や洋酒も使っていない。子どもに安心して食べてもらえる物を、価格を抑えて販売していきたい」とほほ笑む。

 営業時間は11時~18時。水曜定休。

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