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東大阪・弥刀に「まじめなパン屋MIHOPAN」 サイズ小さめ、こだわり材料使う

店主の堀内美保さん

店主の堀内美保さん

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 「まじめなパン屋MIHOPAN」(東大阪市近江堂1、TEL 06-6724-6305)が4月29日、近鉄大阪線弥刀(みと)駅近くにオープンした。

店内中央の商品テーブル

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 「7~8年前から自分のお店を持ちたいと思うようになった」という店主の堀内美保さん。知人から「パン屋さんがいいのでは」と勧められ、会社に勤めながらパン教室に通い、その後、専門校のベーカリーコースで製パン技術を学んだ。その後は3店のベーカリーで働き、うち1店では、店の定休日に「まじめなパン屋MIHOPAN」として間借り営業。地元に戻り、開業した。

 同店のパンは国産小麦100%で、「自分自身が体に入れたくないものは使わず、小麦以外の材料もできるだけ国産のものを使っている」と堀内さん。カレーパンに使うキーマカレーや、あんこなど、具材も手作りしているという。アレルギーのある人も安心して購入できるようにと、すべてのパンに原材料を表示している。

 パンのサイズは、生地と具材を合わせて50グラム~60グラムと、一般的なパンと比べると小さい。堀内さんは「アレルギーがあるため自分があまりパンを食べられず、普段は1つしか食べられないが小さいと2つ食べられる。この店の食パンは4枚切り1枚が105グラムなので、パン2つで同じぐらいという目安にもなるし、小さい方が火をガッツリ入れなくていいので柔らかくできる。毎日食べてほしいので価格も安めに設定している」という。サンドイッチ類も含め、常時50種類ほどの定番商品と季節限定商品を用意。店内に4席、店の外に2席を設ける。

 オープンから1週間が過ぎ、「こじんまりと始めようと思っていたが、開店に向けシャッターに絵を描いてもらっている時からたくさんの人に声を掛けてもらって、初日は午前中に完売した。味がやさしいので子どもがよく食べると買いに来てくれる人や、毎日のように来てくれる人もいる。地元なので、何十年ぶりかに会う友だちも来てくれてうれしかった」と笑顔を見せる。

 今後は「売り切れで早く閉めるようなことはしたくないし、家でストックしていつでも食べてもらえるよう、焼いてすぐに急速冷凍するシンプルな冷凍食事パンを販売したい」と意欲を見せる。

 営業時間は7時30分~18時。月曜、第1日曜定休。

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