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ラグビーリーグワン年間表彰 選手間投票でクーパー選手、野中選手が受賞

ディビジョン2「プレーヤー・オブ・ザ・シーズン」を受賞したクウェイド・クーパー選手

ディビジョン2「プレーヤー・オブ・ザ・シーズン」を受賞したクウェイド・クーパー選手

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 NTTジャパンラグビーリーグワン2022の年間表彰式「NTTリーグワンアワード2022」が5月30日に開かれ、選手たちが受賞対象選手を選ぶ「プレーヤーズ・チョイス・プライズ」に、花園近鉄ライナーズのクウェイド・クーパー選手、野中翔平選手が選ばれた。

ディビジョン2「ゴールデンショルダー」を受賞した野中翔平選手

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 同アワードでは、チーム表彰や個人表彰、ベストフィフティーンなどの受賞者が発表され、東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)を本拠地とする花園近鉄ライナーズは、ディビジョン2優勝でチーム表彰、水間良武ヘッドコーチが優勝ヘッドコーチ賞を受賞した。

 表彰式に出席した樫本敦バイスキャプテンは、「今回このような結果になって、表彰いただきましてありがとうございます。来季はディビジョン1でライナーズの力をみなさんに見せつけられるのが楽しみです」、水間ヘッドコーチは「どのチームも開幕からどんどん成長をしていいラグビーができた。日本ラグビーの強化のためにわれわれはいる。来シーズン以降、ライナーズはディビジョン1で戦っていきます。そこでライナーズのラグビーをして感動をお届けするとともに、日本ラグビーの底上げにつながるようなラグビーをしていきますので、ぜひライナーズのことを注目していただけたら」とあいさつした。

 今年新設された「プレーヤーズ・チョイス・プライズ」は、全24チームの選手が直に感じたプレーに対して投票するもので、ディビジョン2で対戦相手として最も苦しめられた選手に贈る「プレーヤー・オブ・ザ・シーズン」には、クウェイド・クーパー選手、実際に受けたタックルから選ぶベストタックラーに贈る「ゴールデンショルダー」には野中翔平選手が選出された。

 クーパー選手は、表彰式は欠席したが「このような賞をいただき恐縮しています。ラグビーはチームスポーツとはいえ、個人で認められるのはうれしいものです。今年、ライナーズは本当に大きく成長しました。チームを代表して、この賞を受け取らせていただきたいと思います。チームメイト、スタッフ、そしてもちろんファンの皆さん、一緒に頑張ってくれてありがとう。これから旅はまだ続きますよ」とコメントを寄せた。

 今季、主将を務めた野中選手は「今回はこのような素晴らしい賞に選んでいただけたこと大変光栄に思います。選手が選ぶというところにとても価値を感じています。これからグラウンドではいい意味で嫌がられ、グラウンド外ではみんなに慕われる、そのような人間になれるよう精進していきます」とコメントした。

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