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花園近鉄ライナーズが東大阪市役所でD2優勝&D1昇格報告 300人が祝福

ディビジョン2優勝と来季のディビジョン1昇格を報告した花園近鉄ライナーズ

ディビジョン2優勝と来季のディビジョン1昇格を報告した花園近鉄ライナーズ

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 東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)を本拠地とする花園近鉄ライナーズが5月23日、東大阪市役所を訪問し、ジャパンラグビーリーグワン2022ディビジョン2優勝と来季のディビジョン1昇格を報告した。

駆けつけたファンと記念撮影

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 報告会には、飯泉景弘GM、水間良武ヘッドコーチ、野中翔平キャプテンら選手11人が出席。平日の昼間にもかかわらず、約300人のファンと職員が集まった。

 報告会の最初には、野田義和東大阪市長が「今シーズンなんでディビジョン2なのか、モヤモヤした思いがずっとあったがそのモヤモヤを吹っ飛ばしてくれた。次からはディビジョン1を維持するんじゃない、上位で、そしてディビジョン1で優勝。日本のラグビー界に花園近鉄ライナーズありという姿を、ライナーズファンとしてはそう遠くない時期に見ることができるのではと楽しみにしている」と祝福のメッセージを送った。

 飯泉GMは「今シーズン1年でディビジョン1に上がれたこと、本当に今ホッとしている。私たち、聖地花園ラグビー場をホームスタジアムとして戦っているチームなので、やはりディビジョン2というのは私たちのプライドが許さなかった。それが来シーズンからディビジョン1で戦えるということでうれしく思っている」と安堵の表情を浮かべる。

 その後は、選手らが順に質問に答える形で会を進行。5月8日のダイナボアーズ戦に勝利し、昇格を決めた瞬間について野中キャプテンは「うれしさが一番に込み上げてきた。ただ、もうそのすぐ後に、もうちょっとキックチェイス良くなるなとか、次に向けての反省が頭に浮かんだ」と振り返る。

 今年優勝できた要因について樫本敦選手は「これだけ我慢する局面があったが、不満を言ったり文句を言ったりする選手が少なく、いなかったと言っても過言ではない。それぐらいチームがまとまっていて、それで一つ一つ全員で乗り越えていってると感じた。それが最後、優勝できたことにつながった要因ではないかと思う」と話す。

 最後に水間ヘッドコーチは、来シーズン以降の目標について「来年度はトップ4以上、優勝が狙える位置。再来年には優勝するというビジョンをチームとして持っている」と誓った。

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