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東大阪・旧河澄家で「市原卓生 凧展」 日本の伝統凧を世界に発信

大凧や連凧が出迎える「市原卓生 凧展」

大凧や連凧が出迎える「市原卓生 凧展」

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 東大阪市指定文化財「旧河澄家」(東大阪市日下町7、TEL 072-984-1640)で現在、和凧(たこ)作家・市原卓生さんの個展「~凧に魅せられて45年~ 市原卓生 凧展」が開かれている。

さまざまな地域の郷土凧が並ぶ

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 1941(昭和16)年、高知県沖ノ島生まれの市原さん。1971(昭和46)年の長女誕生をきっかけに、和凧と凧揚げ文化の継承を目指し活動する「日本の凧の会」に入会。凧作り教室の講師を務めるほか、1990年にはフランス・パリで行われた凧揚げ大会に参加。日中友好25周年記念行事やハワイのジャパンデーでの凧揚げに参加するなど、日本の伝統凧を広めるため国内外で活動している。

 同展では、長さ50メートルの連凧や、縦1.8メートル、横1.2メートルの大凧が入り口で出迎え、座敷では源義経や金太郎、竜、浮世絵など、染料を使用し忠実に伝統凧を再現した和凧が並ぶ。福岡・柳川の金時凧、大分・豊後高田のこま凧、大阪・西成の勝間凧などの郷土凧や、えとを描いたものなど約140点を展示する。

 開館時間は9時30分~16時30分。月曜休館。入館無料。1月30日まで。

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