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東大阪市、朝ドラ「舞いあがれ!」契機にPR 地域キャンペーンロゴを発表

地域オリジナルキャンペーンロゴを紹介する野田義和東大阪市長と東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」

地域オリジナルキャンペーンロゴを紹介する野田義和東大阪市長と東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」

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 東大阪市と経済・観光関連の6事業者・団体で構成する「舞いあがれ 東大阪」プロジェクトが8月29日、東大阪の魅力を発信するための地域オリジナルキャンペーンロゴを発表した。

地域オリジナルキャンペーンロゴ

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 10月3日放送開始の連続テレビ小説「舞いあがれ!」は、東大阪の町工場で生まれ育ち、祖母の住む自然豊かな長崎の五島列島で「ばらもん凧」に魅入られたヒロイン・岩倉舞(福原遥さん)が、空を飛ぶ夢に向かっていく姿を描く物語。オリジナル作品で、NHK「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子さんらが脚本を手がける。

 同プロジェクトは、「モノづくりのまち東大阪」の魅力を全国に発信し、観光ブランディングを推進することを目的に結成。キャンペーンロゴは、ドラマの放送を機に東大阪全体が一体となって進める取り組みを象徴するもので、「東大阪市=挑戦したくなる気持ちを醸成するまち、気持ちが高まるまち」を、「舞いあがれ 東大阪」という言葉に込めた。

 ロゴは2種類で、市などが使う非営利ロゴには「舞いあがれ 東大阪」、企業や店舗などが使う営利ロゴには「舞いあがるまち 東大阪 『舞いあがれ 東大阪』プロジェクト推奨」と書かれている。職人や商店街の明るい人たちと触れ合うことで気持ちが高まることを紙ひこうきのモチーフで表現し、「東大阪」の文字の中にある「人」の部分をピンクにするデザインで、このまちの主役は人だという意味を込める。

 どちらのロゴも同プロジェクトが管理しており、事業者はプロジェクトの審査で承認を得ることで無償利用できる。市は、広報物や印刷物などに使うほか、公用車やパッカー車に貼るなど幅広く活用することを想定。企業や店舗はロゴを活用し、同プロジェクトの推奨商品であることをPRできる。使用期間は2027年3月31日まで。

 野田義和東大阪市長は「朝ドラは約2000万人が見ているといわれているが、10月3日から2000万人の人たちが東大阪という街を見て、ドラマを通じて、ものづくり、町工場というものに、舞い上がる、夢がある、そういったことを感じていただけるというのは望外の喜び。早く始まらないかなと期待をしている。このロゴを市内の皆さまと共有し、活用しながら、東大阪市の成長発展につなげていきたい」と話す。

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