東大阪市花園ラグビー場（東大阪市松原南1）で10月1日・2日、ホラーイベント「花園怪奇スタジアム」が開催される。

　「方南町お化け屋敷オバケン」を運営するHLC（東京都杉並区）の企画・演出による同イベント。同社では、2012（平成24）年から常設型お化け屋敷を19カ所で制作し、大型ホラーイベントはこれまで69回開催している。

　70回目となる同イベントは、花園ラグビー場全体を使うスタジアム周遊型お化け屋敷で、同社が大阪でホラーイベントを開催するのは今回が初めて。「花園ラグビー場で開催するバックヤードツアーやラグビーミュージアムツアーに参加したつもりが何か様子がおかしく、怪奇に巻き込まれる」というストーリーで、告知映像には「謎の黒い影・謎の女」「消えた清掃員」が登場する。

　参加者は配布されるパンフレットを手にスタジアム内にあるスポットを自由に巡り、バックヤードや選手が使うロッカールーム、グラウンドなど、普段は立ち入ることができない場所も開放する。

　スタジアム内には複数のスポットがあり、「メインはお化け屋敷だが、謎解きの要素があるスポットもある」と、方南町お化け屋敷オバケンの牧野司さん。「謎解きが初めての人でも楽しめる内容で、スポットごとに恐怖度が設定されている。怖いのが苦手な人は恐怖度の低いスポット、ホラー好きの人は恐怖度の高いスポットを選んでめぐることができる」とも。決められた数以上のスポットを巡ると、第1グラウンドで特別ミッションに参加できる。

　牧野さんは「『ラグビー×ホラー』という新たな組み合わせによって、和製ホラーのじっとりとした雰囲気とは違うパワフルなホラーイベントになっており、ホラーイベントが初めての方やお子さまも楽しめるよう、恐怖とワクワクするお祭りのような雰囲気が一緒になった面白いホラーイベントも目指している。もちろんお化け屋敷としてもお楽しみいただけるが、ストーリーにも注目してほしい」と呼びかける。

　開催時間は、14時～、16時～、18時～（各回80分）。定員は各回300人。チケットは、前売り・一般＝3,500円、中学生以下＝2,500円、当日・同＝3,880円、同＝2,880円。3歳以下の参加不可。