近鉄布施駅近くの焼き肉店「焼肉ダイニングなごみ」(東大阪市足代3、TEL 06-6729-0730)に11月1日、うなぎ料理専門店「うなぎのしみず」がオープンする。
昨年6月1日に「焼肉ダイニングなごみ」をオープンした清水和令さん。以前、フランチャイズの居酒屋を経営した後に別の業種に会社員として転職したが、「お客さまと直接触れ合える飲食店に戻り、スタッフも含めアットホームな店を作りたい」と、飲食業に戻り店を開いた。
同店は、カウンター席4席を含む30席を設け、肉を七輪で焼いてリーズナブルに楽しめる、居心地のいい店作りを目指す。新型コロナウイルスの影響でディナータイムだけではやっていけないと判断し、大阪の人気ラーメン店「人類みな麺類」のネクストブランド「じんめん」とフランチャイズ契約して、ランチタイムはラーメン、ディナータイムは焼き肉とラーメンの二毛作営業とした。清水さんによると、東大阪市内で「じんめん」のラーメンを提供するのは同店だけという。本部が麺とスープを提供するラーメン「じんめん」(760円)のほか、同店オリジナルメニューを提供する。
10月8日からは、「うなぎのしみず」のプレオープンとして、ランチタイムのみの営業でうな重とうな重定食の提供を開始。清水さんは「うな重に使うウナギは中国産ニホンウナギ。一般に多くある中国産ウナギはヨーロッパウナギ。中国産だが、品質が保証されているニホンウナギを使うことで、リーズナブルでおいしいウナギを食べていただける。炭で焼き、外はカリッと、中はフワッとなる焼き方にこだわっている」と話す。
メニューは、うな重並(半尾、1,500円)、特上(1尾、2,500円)、だし巻きと吸い物、漬物などが付くうな重定食並(半尾、1,800円)、上(4分の3尾、2,300円)など。うな重には、東大阪の弥刀米穀店(西上小阪)がウナギに合うと選んだ新潟県産米「こしいぶき」を使う。
11月1日のグランドオープンからは、「うなぎとラーメンの組み合わせはどこにもないのでは」との思いから、「じんめん」「うなぎのしみず」のコラボひつまぶし(1,800円)などを販売する。うな重とラーメンのセットメニューで、「ひつまぶし用にじんめんのスープをアレンジしているので、うな重にかけて食べてほしい」と清水さん。
「昼はウナギとラーメン、夜はラーメンと予約制の焼き肉店として、若い人からお年寄りまで来てもらえるお店にしたい。改善をしていかないと置いていかれるので、新しいことをどんどんしていきたい」と意欲を見せる。
プレオープン期間中の営業時間は11時~14時。