2023年度の布施戎(えびす)ミス福娘と準ミス福娘が11月28日、野田義和東大阪市長を表敬訪問した。
今回で42回を数える布施商店街連絡会主催の「布施戎福娘コンテスト」。年末恒例のコンテストで、福娘は1月9日~11日の十日戎に布施戎神社(東大阪市足代1)で福を授けるほか、商店街などのイベントにも出演する。
今年は405人の応募があり、書類審査による1次審査を経て、11月20日の2次面接を通過した20人を2023年度の福娘に決定。11月26日、20人の福娘を対象に「福娘コンテスト」を開催し、ミス福娘1人、準ミス福娘2人、入賞者6人が決定した。
野田市長を表敬訪問したミス福娘の渡邉わかなさんは「父が東大阪出身で、福娘には昔からなりたいと思っており、父の関わりのある街で福娘を経験したいと思い応募した。十日戎ということで、年末年始でバタバタして疲れを感じている方も多いと思うので、いらした時に心がホッと落ち着くような奉仕を心がけたい」と意欲を見せる。
準ミス福娘の西田杏優さんは「学生時代に何か今しかできない経験がしたいと思って応募した。布施戎にお参りしてよかったな、来年も再来年もまた来たいなって思っていただけるように、笑顔と気遣いに気を付けながらしっかり頑張りたい」、同福娘の西尾玲奈さんは「大学1年と2年は地元の丹波篠山市の観光大使をしていて、任期中だったため福娘にチャレンジすることができず、3年生のこの機会にと、知っていた布施戎神社の福娘に応募した。十日戎は私たち福娘20名の笑顔や福をお届けできたら」と笑顔を見せる。
野田東大阪市長は「今、東大阪は売り出し中。ぜひとも、東大阪はいいところというPRも合わせてしていただけたら」と期待を寄せる。
布施商店街連絡会の加茂守一会長は「来年の十日戎は今年同様、露店は出さず、境内や商店街は一方通行にし、境内の授与品はササだけにするなど、密にならないよう行う」と話す。