ジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズが12月7日、本拠地の東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で必勝祈願を行った。
花園近鉄ライナーズは、ジャパンラグビーリーグワン2022ディビジョン2で優勝。2022-2023シーズンからディビジョン1で戦う。
7日は、枚岡神社(出雲井町)神職の濱上晋介さん、安松宏さんが花園ラグビー場に出向き、ディビジョン1での活躍を祈願。第1グラウンド南スタンドで顧問の小林純さん、水間良武ヘッドコーチ、野中翔平キャプテンが玉串を奉納し、選手・スタッフが勝利を祈願した。
新加入したジャクソン・ガーデンバショップ選手は初めての必勝祈願を終え、「こういったものを見たことがないので特別な気持ちになった。地元の神社から神職が来てくれたと聞いたが、このように勝利を願ってくれる人もいるので、しっかりシーズンを戦いたい」と話す。
シーズン開幕を控え、「プレシーズンは結果を残せなかったが、プレシーズンの戦いを通して学びは多くあった。ポジティブな学びもあったし、課題はたくさん見つかったが、それを修正するために今、取り組んでいるところ。それさえ修正できれば私たちのやりたいラグビー、チャンスをどんどん作り出せると信じている」と意気込む。
同じく初めて必勝祈願に参加した上山黎哉選手は「すごく新しい気持ちというか、いよいよシーズンが始まるなという気持ちになった。個人の目標としては、しっかりと試合に出て、フィールドで活躍する。チームとしてもトップ4以上を目標に今シーズンずっと頑張ってきているので、まずは2週間後の開幕戦から勝利にこだわってやっていきたい」と話した。
花園近鉄ライナーズの開幕戦は12月18日、柏の葉公園総合競技場(千葉県柏市)でNECグリーンロケッツ東葛と対戦する。