ジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズが11月6日、日本マクドナルド（東京都新宿区）の「青いマックの日」募金活動に参加した。

マクドナルド吉田店

　「青いマックの日」は、日本マクドナルドが全国の店舗で展開する、難病の子どもに付き添う家族が医療施設の近くに低料金で滞在できる施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」（以下、DMH）の支援を目的とした企画「マックハッピーデー」の一環。店舗を青いバルーンやPOPで装飾したり、クルーが青い制服を着用したりするなど、当日はハッピーセットの販売1セットにつき50円をDMH運営会社のドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン（以下、DMHCJ）に寄付する。

　DMHはアメリカで誕生し、日本には現在12棟のDMHがある。自宅のようにゆったり過ごせるよう自炊ができるキッチンやリビング、ダイニングなどを備え、1人1日1,000円で利用できる。同社ではこれまで各店頭に募金箱を置くなどの取り組みを行ってきた。

　花園近鉄ライナーズ（以下、ライナーズ）とDMHCJは1月、パートナーシップ協定を締結。ライナーズのホストゲーム開催時にDMHCJブース設置、DMH利用家族の試合招待などの支援活動を展開してきた。

　「青いマックの日」当日は、ライナーズの本拠地である東大阪市花園ラグビー場近くのマクドナルド近鉄東花園駅前店（東大阪市吉田6）、吉田店（中新開1）に選手が駆けつけ、募金を呼びかけた。同日、花園中央公園で開かれた「HANAZONO EXPO」の会場内「ドナルド・マクドナルド・ハウス おおさか健都」ブースでも募金活動が行われ、選手たちが会場を回って募金を呼びかけた。

　DMHCJの田村みどりさんは「試合会場のブースやライナーズのSNSで発信してくれているので、ファンの方などの募金が増えた」という。募金活動に参加したライナーズの人羅奎太郎選手は「こういう機会がなかなかないため、活動を通して貢献できたら。DMHにも訪問したい」と話す。