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東大阪の小学校給食に五島列島の郷土料理「おつぼ」 朝ドラ「舞いあがれ!」の縁

五島列島の郷土料理「おつぼ」を盛り付ける児童

五島列島の郷土料理「おつぼ」を盛り付ける児童

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 東大阪市立の小学校・義務教育学校51校の学校給食で1月16日~18日、長崎県五島列島の郷土料理「おつぼ」が提供される。

1月16日の献立

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 現在放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で東大阪市と長崎県五島列島が舞台となっていることから、東大阪市内の子どもたちに五島列島の文化を知ってもらい、身近に感じてもらおうと、五島市の学校給食でも提供されている「おつぼ」を給食の献立に取り入れた。

 「おつぼ」は、五島列島の福江島で昔から食べられてきた精進料理で、冠婚葬祭やお盆の集まりなどで食べられる郷土料理。大根を平たく切って干した平干し大根が入っているのが特徴で、五島列島では別に炊いた花形の麩(ふ)をのせるのが本来の形という。

 自校調理で給食を提供する東大阪市立成和小学校(東大阪市南鴻池町1)では1月16日、献立の一品としておつぼを提供。昼の放送では、おつぼについて生徒による説明が流れた。栄養教諭の富山悦子さんは「五島市の教育委員会からレシピを提供いただき、塩分を減らすなどアレンジした。平干し大根はこのあたりでは手に入らないので、給食会を通じて調達した」と話す。

 おつぼを食べた小学4年の児童たちは「肉じゃがに似ていたので食べやすかった」「あっさりとしたうま味が口の中で広がった」「大根の食感がよかった」と満足した様子。「五島列島の料理に興味を持った」「また給食で出してほしい」と笑顔を見せていた。

 1月27日は東大阪市の公立中学校・義務教育学校25校の給食で同メニューが提供される予定。

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