近畿日本鉄道(大阪市天王寺区、以下、近鉄)が4月23日から、「第44回東大阪市民ふれあい祭り」開催を記念したオリジナル台紙付き入場券の販売を始めた。
市民有志により、1978(昭和53)年に第1回を開催した「東大阪市民ふれあい祭り」。毎年5月の第2日曜に近鉄布施駅から八戸ノ里駅北側道路を車両通行止めにする「ふれあい通り会場」と、「花園中央公園会場」で行い、パレードやステージ、模擬店でにぎわう。
3年ぶりに開催された昨年は前夜祭を中止し、1日だけの開催だったが、今年は5月13日に前夜祭として花園中央公園で河内音頭のステージと花火大会、14日は両会場に約300団体のブースが出店する予定。
近鉄は昨年に続き、同イベントの開催を記念した台紙付き入場券を販売。台紙表面は、ふれあい祭りの開催場所の一つである花園ラグビー場を背景に、前夜祭の花火や花園中央公園で開催されるご当地プロレスをイメージしたデザインで近鉄の社員が描いた。
台紙裏面には、1回目のふれあい祭りが開催された1978(昭和53)年に営業運転を開始した近鉄特急「30000系ビスタカー」、1996(平成8)年にリニューアルした「ビスタEX」、2016(平成28) 年に塗装変更をした車両の写真が並ぶ。
入場券は、布施駅、河内永和駅、河内小阪駅、八戸ノ里駅の4枚セットで、表面には「第44回東大阪市民ふれあい祭り開催」の文字と、それぞれの駅ナンバリングが入る。価格は720円。布施駅駅長室で販売する。販売時間は9時~19時。200セット限定。5月14日まで(売り切れ次第終了)。
東花園駅では、5月13日限定と、13日・14日の2日間限定で、2種類のオリジナル台紙付き入場券を販売する。