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東大阪で新酒お披露目会 東大阪産原料使う日本酒と焼酎、「酒のにしだ」が企画

同イベントを企画した「酒のにしだ」の西田祥一さん

同イベントを企画した「酒のにしだ」の西田祥一さん

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 日本酒「辛口純米生原酒 大阪産山田錦」と芋焼酎「商酎(しょうちゅう)」の新酒お披露目会が7月29日、「おばんざいNico」(東大阪市玉串元町1)で開かれる。

日本酒「辛口純米生原酒 大阪産山田錦」

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 昨秋収穫した東大阪産山田錦を100%使う「辛口純米生原酒 大阪産山田錦」と、東大阪で農薬を使わず栽培した安納芋と東大阪産の米こうじを使う「商酎(しょうちゅう)」を味わえる同イベント。両商品を取り扱う酒販店「酒のにしだ」(岩田町5、TEL 072-963-3111)が企画した。

 「辛口純米生原酒 大阪産山田錦」は、北庄司酒造店(泉佐野市)が製造した日本酒。スッキリとした超辛口の味わいの中に柔らかな甘みとコクが感じられるのが特徴といい、アルコール度数は17.9度と、一般的な日本酒と比べて高い。同店では、東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」と東大阪市花園ラグビー場のロゴマークを配したオリジナルラベルで販売している。

 「商酎」は、東大阪市農業振興啓発協議会が食農教育の一環として実施する「いも~大人のための農業体験プログラム」で収穫した芋を使う。東大阪市内の畑で安納芋の植え付けから収穫までを体験する同プログラムに大阪商業大学の学生有志と「若江岩田きらりプロジェクト」の若手商店主がボランティアとして参加したのが商品化の始まりだったことから、大学名にちなんで「商酎」と名付けた。

 収穫した安納芋は梅ヶ枝酒造(長崎県佐世保市)に運び、醸造。芋の苗付けや芋掘りには、花園中央公園を拠点に活動するジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ、サッカーJ3のFC大阪、関西独立リーグの大阪ゼロロクブルズの3チームで結成する「ジョイントハンズ花園」の選手やスタッフも参加している。酒のにしだの西田祥一さんは「甘くてフルーティーで、ロックでもお湯割りでもおいしい」と話す。

 昨年は、「辛口純米生原酒 大阪産山田錦」の新酒お披露目会を開いたが、2商品とも東大阪市のふるさと納税返礼品に採用されており、一緒にお披露目する方がいいと考え、今年のお披露目会を企画したという。両商品の新酒の試飲には総菜類を付けるほか、前年度との飲み比べやサプライズ酒の試飲も用意する。

 西田さんは「前年度との飲み比べはめったにできない。お米の表情が毎年違って面白いので、それぞれの出来栄えを味わってほしい」と話す。

 開催時間は18時~19時30分。参加費は2,000円。予約は酒のにしだが電話で受け付ける。

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