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花園ラグビー場近くのラーメン店が「花園ら~めん」開発 三代目店長が考案

現・店長の上村滉太さん

現・店長の上村滉太さん

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 近鉄奈良線東花園駅近くのラーメン店「ら~めん豚郎 東花園店」(東大阪市吉田6、TEL 090-3713-1173)が7月4日、新メニュー「花園ら~めん」の提供を始めた。

新メニューの「花園ら~めん」

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 三代目店長の上村滉太さんの父親は中華料理店に勤めた後、友人とともに独立。それぞれが店を持ち、上村さんも学生の頃に父の中華料理店を手伝っていたという。その後、飲食店経営の会社に就職し、担々麺と日替わり中華ランチを担当するなど、飲食店での経験を積んだ。

 「ら~めん豚郎 東花園店」は2021年12月にオープンし、休業や店長の交代などが続いていたが、昨年11月にリニューアルし、上村さんが店長に就いた。以前はテーブル席のみだったが、一部をカウンター席に改装し、現在はカウンター席6席、テーブル席12席を設ける。

 リニューアルオープン当初は、豚骨しょう油スープに特注太麺を合わせた定番メニューの「豚郎ら~めん」(小=650円、並=900円、大=1,050円)のみで営業をしていたが、4種類の麺メニューを作ろうと、あっさり中華そば(並=780円、大=900円)、台湾まぜそば(並=850円、大=980円)、濃厚黒ごま担々麺(並=880円、大=1,000円)と、1品ずつメニューを増やした。

 これまでの経験から、ギョーザ(380円)やユーリンチー(600円)、マーボー豆腐(700円)など、一品料理15種もメニューに追加。「ラーメン屋と思って来てくれた人が一品料理の存在を知り、夜に一品とお酒を注文する人が増えてきた」と上村さん。

 定番の「豚郎ら~めん」は引き継いだが、「せっかく花園に店があるので花園に来たらこれというメニューを作りたい」と、「花園ら~めん」(並=950円、大=1,100円)を開発。「豚郎の豚骨スープに香ばしい特製マー油を加え、見た目よりあっさりと食べられる」という。同店にはサッカーJ3「FC大阪」の選手やスタッフ、サポーターの来店が多く、「対戦チームのサポーターにも、遠征先のご当地メニューとして食べてもらいたい」と話す。

 店内が落ち着いている時間には店の外に出て地域の人に声を掛け、ラーメンを注文した学生には唐揚げとご飯を無料で付けるなどし、試合やイベントがない日の利用客も増えてきたという。上村さんは「店内も人も変わったと知ってもらって地域の人が集まる店にしていきたい。期間限定メニューや新メニューも作りたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時~15時、18時~23時。火曜定休。

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