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東大阪市内のセブン-イレブンに地元産野菜と果物 3店舗で試験販売

東大阪産の野菜と果物を販売する東大阪横小路4丁目店

東大阪産の野菜と果物を販売する東大阪横小路4丁目店

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 東大阪市内のセブン-イレブン3店舗が現在、東大阪産の野菜と果物を販売する取り組み行っている。

店内の野菜売り場

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 東大阪市とセブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区)は2016(平成28)年9月、地域活性化包括連携協定を締結。これまで、東大阪市オリジナル商品の開発・販売や、市内の小学生が描いたPOPを市内店舗に掲示するなどの取り組みを行ってきた。

 東大阪市内ではさまざまな農産物が生産されており、化学合成農薬や化学肥料の使用量を通常の半分以下で栽培する「大阪エコ農産物」の認証件数は大阪府内で1位を誇る。東大阪市農政課と同社が連携し、本実施に向け、市内のセブン-イレブン3店舗での試験販売を企画した。

 対象店舗は、近くにJA直売所がない縄手地区にあるセブン-イレブン東大阪六万寺店(東大阪市六万寺町3)、東大阪玉串元町2丁目店(玉串元町2)、東大阪横小路4丁目店(横小路町4)。農政課の下里隼人さんは「近くで農作物が作られているのに、この地域の人が食べられていないので試験販売店舗に選んだ」と話す。

 販売する商品は、ナス、トマト、枝豆、ピーマンなどの野菜や、メロン、デラウェアなどの果物で、JA直売所と同価格で販売。店舗や時期により商品が異なる場合がある。商品は生産者が直接、店舗に届ける。

 「普段来ている店で野菜が買えるのは便利という声もあった。地産地消商品を扱うことができ、地域に還元することができる」と同店担当者。下里さんは「もともと葉物が特産で、エコ農産物が強み。より身近な店で低農薬野菜を手に取ってもらい、そんな物も東大阪にあるんやって知ってもらいたい」と話す。

 試験販売は8月31日まで。

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