見る・遊ぶ 暮らす・働く

東大阪・瓢箪山駅前のイルミネーション点灯 瓢箪山の冬の風物詩に

瓢箪山イルミネーション2023

瓢箪山イルミネーション2023

  • 34

  •  

 瓢箪山イルミネーション点灯式が11月10日、近鉄奈良線瓢箪山駅前のせせらぎ広場で行われた。

点灯式では多くの人がカメラを構えた

[広告]

 瓢箪山中央商店街振興組合、ジンジャモール瓢箪山振興組合、瓢箪山駅前東商店会と有志で構成する瓢箪山活性化委員会が行う同イルミネーション。コロナ禍でイベント開催ができなかった2020年に「Go To商店街」キャンペーンの一環として始まり、今年で4年目を迎える。

 高さ12メートルのアーケードには光のカーテンと雪の結晶をイメージしたイルミネーションを施し、ひょうたん池には高さ約3メートルのツリーを設置。せせらぎ川の水面には青色のLED電球を散りばめた。ツリーにはひょうたん型のイルミネーションも設置し、サンロード瓢箪山商店街のマスコットキャラクター「ひょうたクン」、ジンジャモール瓢箪山の「ひょこタン」も飾る。昨年よりバージョンアップし、瓢箪山駅ホーム側の壁面などにも装飾を増やした。

 イルミネーションを製作したカワデンの川口育男さんは「天空の城から光が降りてきて、せせらぎ川から滝つぼに落ちていき、この川の水が循環しているので光も巡回しているようにデザインした。昨年、アーケードを飾っていた装飾は側面や滝つぼの部分に設置し、前の世代のイルミネーションが新しい光を送り出していて、日々が巡る、世代が巡る、子どもからお年寄りまでが生活している瓢箪山をイメージした。約10万球のLEDを使っている」と話す。

 大阪府や市などで構成する大阪・光の饗宴実行委員会は、大阪府内でまちづくりやエリア活性化に取り組む団体が行う地域の個性を生かした光のプログラムを「エリアプログラム」に選定。瓢箪山イルミネーションは昨年に続き、東大阪市内で唯一エリアプログラムに選ばれている。

 10日の点灯式の前には、シンガー・ソングライターの若林美樹さんのミニライブを開催。点灯式では10秒前からカウントダウンを行い、イルミネーションが点灯すると会場から「わぁ」という声と拍手が沸き上がり、集まった人たちはその後、思い思いの場所で撮影を楽しんでいた。

 瓢箪山活性化委員会委員長の大東聖弘さんは「昨年から続けて大阪・光の饗宴に選出され、瓢箪山の冬の風物詩として楽しみにしてもらっている。今年は中小企業庁の『面的地域価値の向上・消費創出事業』助成金を活用し、いつにも増して華やかなイルミネーションにすることができた」と話す。「近鉄沿線にあるため、奈良方面から途中下車をして見にきてくれている人もいる」とも。

 点灯時間は17時30分~終電。来年1月末ごろまで。12月20日は、ツリーの前でクリスマスライブを開催する予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース