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花園近鉄ライナーズが「愛ガード運動」 東大阪市内21校で小学生の登校見守り

子どもたちと交流する野中翔平キャプテンとクウェイド・クーパー選手

子どもたちと交流する野中翔平キャプテンとクウェイド・クーパー選手

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 ジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ(以下、ライナーズ)の選手とスタッフが11月21日、地元小学生の登校を見守る「スマイル愛ガード」運動に参加した。

交通量の多い横断歩道で誘導する金子惠一選手と井上優士選手

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 「地域の子どもは地域で守る」「子どもの安全はみんなで」を合言葉に、2005(平成17)年に始まった「愛ガード運動」は、東大阪市内の学校・家庭・地域が連携して児童の登下校時の見守りや通学路などの見回り、交通安全啓発などのボランティア活動を行っており、2020年時点で約1万3000人が愛ガード運動協力員として活動に参加している。

 ライナーズは10年以上前から同活動の交流イベントに参加しており、2021年からはチーム全体で愛ガード運動に参加。今シーズンは10月に続き2回目の参加で、選手56人、スタッフ30人が東大阪市内の小学校21校に通う児童の登校を見守った。広報担当者の参田祥子さんは「スタッフだけの時もあるが、来月以降も毎月参加する予定」と話す。

 東大阪市花園ラグビー場近くの英田(あかだ)南小学校の同活動には、野中翔平キャプテン、クウェイド・クーパー選手、金子惠一選手、井上優士選手とスタッフ、河内警察署が参加。「おはようございます」「自転車通りますよ」と声を掛けながら黄色い旗を振り、校門前では集まった児童たちと交流した。

 活動を終え、野中キャプテンは「半袖、半パンの子どもを見て元気が出た。今週末もホームで神戸と試合があるので会場までお越しいただき応援してほしい」と話す。

 東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドでは11月25日12時から、ライナーズ対コベルコ神戸スティーラーズの試合が行われる。

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