「無印良品500 東大阪フッセ」が11月17日、近鉄布施駅1階の近鉄百貨店東大阪店 カジュアル・スポット「フッセ」(東大阪市長堂1)にオープンした。
良品計画(東京都豊島区)は昨年9月、500円以下の日用品や消耗品を中心に集めた「無印良品 500」の店舗展開を開始。駅ナカや駅チカなど、日常的に来店しやすい立地に出店している。東大阪フッセ店は全国で32店舗目、東大阪市内では今回が初出店となる。
約80坪の店内には、トイレットペーパーやキッチンペーパーなどの紙類、掃除用品やキッチン用品、スキンケア用品、衣類、収納用品、文具、カレーやスープなどの食品、冷凍食品などが並ぶ。全体の約6割が500円以下の商品で、ブロックマネジャーの道野彩香さんは「生活必需品と食品の割合が高く、週末のまとめ買いより毎日通ってもらえるような店作りをしている」と話す。店にない商品は、店頭で注文して取り寄せできる。
店長の宮里愛生さんは「無印良品500の店舗ではトイレットペーパーやティッシュ、カレーやバウムがよく売れている。冷凍食品の取り扱いが増えているので、冷凍食品を目当てに来てもらえるのでは」と話す。通路沿いのビッグテーブルは500円以下の商品を中心に集めたディスプレーで、「今はお鍋とクリスマスに関連するもの。季節のイベントに合わせて変えていく」とも。
同館の既存の利用客は年齢層が高めだが、「ステーショナリーや化粧品もそろえているので、学生など若い人も取り込みたい」(道野さん)と意気込む。
営業時間は10時~20時。