「第43回布施戎神社2024年度福娘」のミス福娘と準ミス福娘が11月27日、東大阪市役所を訪問した。
布施商店街連絡会が主催する年末恒例の「布施戎福娘コンテスト」。福娘は1月9日~11日の十日戎に布施戎神社(東大阪市足代1)で福を授けるほか、商店街や地域のイベントに出演し、布施戎神社や商店街のPRを行う。
今年は昨年より多い462人の応募があり、書類審査による1次審査を経て、11月19日の面接による2次審査を通過した25人を十日戎で奉仕する2024年度の福娘に決定。11月25日に25人の福娘を対象に「福娘コンテスト」を開催し、ミス福娘1人、準ミス福娘2人、入賞者6人が決定した。
野田義和東大阪市長を表敬訪問したミス福娘の今中菜月さんは「福娘の募集があると知り、応募の前に商店街など布施の街を訪れた。活気にあふれ、人がとにかく温かく、ここで活動をしたいと思った。福娘に決まってパレードでこの土地の皆さまの温かさに触れたので、活動を通して恩返ししたい」と意気込む。
準ミス福娘の萬徳桃可さんは「布施駅近くのモモヤというお菓子屋さんに『桃萬』という菓子があり、萬徳桃可の桃の字に萬徳の萬で桃萬ということで、この地に絶対に縁があると思って応募を決めた。名前の通り徳のある福娘として、福だけでなく、徳もお届けできたら」と話す。準ミス福娘の芳原唯菜さんは「人を笑顔にするのが好きで、近所の方から唯菜ちゃんを見ると元気が出ると言ってもらい、福娘になればもっと多くの人に笑顔を届けることができるのでは、と応募した。十日戎はもちろんだが、参加するすべての行事でたくさんの人に笑顔と福を届けたい」と笑顔を見せる。
野田市長は「来年はいい年にしていかないといけない。コロナは完全に終息はしないが、それを乗り越えるという勢いをお願いしたい」と期待を寄せる。
布施商店街連絡会の加茂守一会長は「来年の十日戎は4年ぶりに通常開催する」と話す。