サッカーJ3のFC大阪が12月21日、大嶽直人新監督の就任会見を東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で行った。
大嶽監督は、現役時代は横浜フリューゲルスや京都パープルサンガでプレー。引退後は、京都パープルサンガコーチや伊賀フットボールくノ一監督などを歴任し、2022年から今年8月までは、J3の鹿児島ユナイテッドFCで監督を務めた。
FC大阪の近藤祐輔社長は「大嶽監督のサッカーが、まさに私たちが今シーズンできなかった攻撃的なサッカー。来シーズンは、ボールをより前で保有しながら戦っていく攻撃的なスタイルを考えているため、大嶽監督にお願いした」と明かす。岡崎将太副社長兼GMは「(対戦した時に勝って喜びを爆発させていた光景を思い出し)ああいう熱い監督と話ができたらというところもあった。私たちが掲げている『すべては勝利と感動のために』というコンセプトにも当てはまるし、一緒にJ2を目指せる監督だと感じている」と期待を寄せる。
大嶽監督は「一戦一戦、目の前の戦いにしっかりと集中して、攻守において隙のないアグレッシブなプレーで勝利をつかむチームを目指していきたい。フロント、選手、スタッフ、サポーター、スポンサーの皆さんと一丸となって、フットボールのまちを盛り上げていきたい」と意欲を見せる。
FC大阪の印象について、「今シーズン戦って、守備の強度が高く、攻撃もスピーディー。運動量が多く、特に若い選手が躍動感あるチーム。90分間戦えるチーム」と大嶽監督。「アグレッシブで圧倒的な強さを出せるチームを目指したい」と意気込む。