近鉄奈良線河内小阪駅・八戸ノ里駅周辺で3月13日、バルイベント「第4回小阪・八戸ノ里 なのはなバル」が開催される。

　八戸ノ里駅近くの「串かつ ちとせ」代表の田中裕之さんら地域の飲食店経営者数人で、「地域が盛り上がるイベントで、個人経営の飲食店のつながりができるものはないか」と模索する中、同イベントを2013年3月に初開催。「参加者からは好評で、参加店舗の横のつながりもでき、お互いの店を行き来するぐらい一体感が生まれた」ことから翌年以降も開催し、4回目の開催を迎える。昨年は前売り券が発売開始早々に売り切れるほどの人気で、5枚つづりのチケット1300部を販売した。

　今回は、昨年オープンした「リゾット専門店108」（永和2）、居酒屋「柳生」（小阪1）、朝引き鶏と国産野菜にこだわる「焼鳥ちんどん小阪店」（同）、黒こしょうをかけて食べるうどんの店「本場のさぬきうどん徹麺」（同）、宮崎鶏料理店「鳥鳥（とっと）小阪店」（下小阪1）、居酒屋バー「炭酒Bar 吉原」（小阪2）、和食居酒屋「和・玄武」（御厨南2）、青果店「野菜のお店 八（はち）」（下小阪5）の初参加8店を含む44店が参加する。

　「飲食以外も楽しめるのが売り」といい、福袋を販売する雑貨店「CLIP CLAP」（下小阪2）や、バル限定メニューとしてボウリング1ゲームとおつまみ、ビールをセットで提供する「HOSボウリングスペースヒット」（小阪2）、CD・DVDレンタル「TSUTAYA」（小阪3）、足裏マッサージや頭皮マッサージが受けられる「やえのさと南整骨院」（下小阪5）も参加する。

　当日は、ペアのスコア合計で女子プロボウラーのスコアに挑むボウリングイベントやストリートライブなども開かれる。残ったチケットはイベント翌日の14日～31日に「あとバル」参加店で1枚500円の金券として利用可能。今年は「イベント以降もリピートしてもらいたい」と、各自で配布していたサービス券などをまとめ、チケットの半券を「なのはなパスポート」として6月30日まで特典が受けられるようにした。

　「普段は常連さんばかりで入りにくいお店にもイベントの日は入りやすい。パスポート機能も付けたので、イベント当日以降も楽しんでもらいたい」と田中さん。

　チケット（5枚つづり）は、前売り＝3,000円、当日＝3,500円。前売りチケットは参加各店で販売するほか、インターネットでの予約も受け付ける。2月28日に開かれるプレイベント「最強のバルスクラム」会場でも販売する。