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東大阪・弥刀で海洋生物の雑貨販売イベント サメのいる「寿しまつもと」で

サメのムービングマスクをかぶる「寿し まつもと」3代目の松本剛さん

サメのムービングマスクをかぶる「寿し まつもと」3代目の松本剛さん

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 海の生き物をモチーフにした雑貨・アクセサリーの展示販売イベント「MITOSUI~東大阪ミニミニ海洋博~」が6月9日、サメとふれあえるすし店「寿し まつもと」(東大阪市大蓮東3、TEL 06-6722-4174)で開かれる。主催は関西鮫人の会。

いけすで飼育しているドチザメとアカエイ

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 1970(昭和45)年創業の同店。3代目の松本剛さんによると、開店当初はカウンターだけの店だったが、店舗を拡張した際に店内にいけすを造ったという。剛さんは「昔は食用の魚を入れるいけすとして使っており、市場で売っているサメを買ってきて入れていることもあった」と話す。

 「祖父の頃は深夜に営業しており、職人かたぎだった祖父が怖くて値段の高いすし屋だった」と剛さん。20年ほど前に剛さんの父親に代替わりをして剛さんと2人で店をするようになり、ランチを始めたり、仕入れに行った際に市場にいたサメをペットとしていけすで飼ったりするようになった。現在は「サメとふれあえるすし屋」として、家族連れなどが訪れる店になっている。いけすでは、アカエイ、ドチザメ、ネコザメをペットとして飼育している。

 子どものころからいけすを見て育った剛さんは昔から魚が好きで「推しザメはドチザメ」という。サメ好きアイドル「Bugって花井」さん、ユーチューバー「samemi(サメミ)」さんとオフ会を開いた際に、「生きたサメが店にいるのでサメ好きな人と交流できれば」と、昨年夏頃、サメに関するイベントの企画・運営を手がける「関西鮫人の会」を結成。今回、初めてイベントを企画した。

 イベントでは、文字を生かした海洋生物のオリジナルグッズを製作する「さめのよる」さん、深海ザメの歯が入ったオリジナルアクセサリーを製作する「深海ラボ」、深海キャラクターのアクリルキーホルダーなどを販売する「深海生物街」、羊毛フェルトで海の生き物のグッズを作る「すなめみ」さんが、それぞれグッズを展示販売する。関西鮫人の会は、数種類のパーツを組み合わせて作るホイップデコワークショップ、サメのレジンアクセサリー、サメの歯を入れた「サメみくじ」の販売を行う。

 剛さんは「サメは単純にかっこよく、飼っていると人にもなつくのでかわいいのが魅力。生きた魚を見ながら、作家さんや参加者同士で交流してもらえたら。サメがいる変わった店があると知ってほしい」と話す。

 開催時間は13時30分~18時。入場無料。イベント当日はすし店休業。

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