近畿大学(東大阪市小若江3)が7月1日、パリオリンピック・パラリンピック出場選手の壮行会を開催した。
同大学からは、アーチェリー、競泳、アーティスティックスイミング、トランポリン、柔道、パラリンピック水泳の6競技に在学生4人と卒業生5人が出場する。壮行会には7選手が出席した。
6大会連続でオリンピックに出場するアーチェリーの古川高晴選手は「先々週、トルコでワールドカップが行われ、男女混合競技で強豪・韓国に勝ち、金メダルを取ることができた。個人だけでなく団体でも調子が上がってきているので、目標としている金メダルを目指して頑張りたい」とあいさつした。
初めてオリンピックに出場するというアーチェリー競技の中西絢哉選手は「アーチェリーを広めること、盛り上げることでお世話になった人に恩返しをしたい。しっかりとアピールをしたい」、野田紗月選手は「メダル獲得に向けて全力で頑張りたい」と力を込める。
アーティスティックスイミングで2大会連続出場となる安永真白選手、木島萌香選手は「前回の東京オリンピックでは4位という結果で、メダルにあと一歩届かず悔しい思いをした。まだ少し時間はあるので成長できるように頑張りたい」「メダルを獲得するチャンスはあると思うので、チーム一丸となって頑張りたい」、2度目のパラリンピック水泳出場となる経営学部4年の南井瑛翔(みないあきと)選手は「決勝に残ってメダル争いをするということが一番の目標」と意気込む。
経営学部2年のオトゴンバヤル フスレン選手は、柔道女子78キロ級にモンゴル代表で出場。「オリンピック出場を目標に日本に柔道留学し、近畿大学に入学した。国を代表して、近畿大学を代表して精いっぱい頑張りたい」と笑顔を見せる。
壮行会に出席できなかった、競泳女子400メートル個人メドレーに出場する経営学部3年の谷川亜華葉(あげは)選手は「東京オリンピックの借りを返すためにメダル獲得を目指して精進していきたい」、トランポリン競技に出場する法学部3年の西岡隆成選手は「(日本)トランポリン競技初のメダルもかかっている。最高の演技をしたい」とそれぞれビデオメッセージを通じ意気込みを見せた。