「子育てライフとつながる東大阪ブランド展」が現在、東大阪市役所1階南側ロビーで開催されている。
幼児2人を乗せて走行できる三輪電動アシスト自転車「ふたごじてんしゃ アシスト」など
東大阪市内の企業が作った優れた製品を市長が認定する地域ブランド「東大阪ブランド」製品の中から、子育て中の生活や日常生活に便利な製品を集めた同展。東大阪ブランド推進機構事務局の井上夏記さんは「東大阪ブランド推進機構が掲げるパーパス『ひとクセ、ひと工夫、ひとつながりで日本のモノづくりをおもしろく。』に合わせて展示製品を選んだ」と話す。
期間中、26社31製品を展示する。「どんどんクセになる」のコーナーには、6種類の形状のパーツを組み合わせて遊ぶ知育玩具「カーペンター ブロック」、プラネタリウムのような体験が楽しめる段ボール製キッズテント「トゥインクル テント」、くぎと糸で絵を表現するストリングアート用キット「Nail it!!(ネイルイット)」などが並ぶ。
「未来へのひと工夫」コーナーには、廃棄されるパイナップルの葉を素材とする財布「PINAMORE」、脱プラスチックをコンセプトにした紙製のハンガー「PAPER HANGER」、ゴミを分別してリサイクルできるテイクアウト用容器「ホッかる」など、SDGs関連製品が並ぶ。
「ひととのつながり」では、幼児2人を乗せて走行できる三輪電動アシスト自転車「ふたごじてんしゃ アシスト」、産前・産後に使う骨盤ベルト「トコちゃんベルト」、抱っこカバンとして使うことができるショルダーバッグ「N/ORN」、インテリアになじむ備蓄品収納ボックス「IF」など、「誰かの一言に応えて作られた製品」を集めた。
8月24日は、「モノづくりファミリーマルシェ 東大阪ブランドPOP-UP!」(10時~14時)と題し、展示製品の試乗や試着、商品の販売を行い、ワークショップやブロックなど子どもが遊べるコーナーも用意する。「ふたごじてんしゃ」試乗会は事前予約が必要。ワークショップは一部有料。
東大阪ブランド推進機構副理事で東大阪ブランド認定製品のIH対応土鍋などを製造する「オーシン」(川田2)社長の藤田剛さんは「ものづくり企業は、困っていることや不便に感じていることを解決するための商品を作っている。24日は各企業の担当者も会場にいるので、困っていることや商品の感想などをお話しいただけたら」と話す。
展示は8月26日まで。