ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」宣伝隊長「おっきい こんのすけ」が10月4日、東大阪市役所を訪れた。
東大阪市内では今年、高齢者を狙った還付金詐欺などの特殊詐欺が多発しており、7月末時点の被害総額は2億8,000万円を超えているため、東大阪市は10月11日から20日の全国地域安全運動の期間を中心に、特殊詐欺防犯啓発イベントを企画。石切劔箭(つるぎや)神社(東大阪市東石切町)は「太刀 石切丸」を所蔵しており、ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」に石切丸が登場することから同神社と同ゲームはこれまでにもコラボイベントを開催していたため、今回、同神社を通じて、東大阪市と「刀剣乱舞ONLINE」、石切劔箭神社、布施警察署、河内警察署、枚岡警察署のコラボが実現した。
同ゲームの版権管理をするニトロプラス(東京都中央区)の間進吾さんによると、同ゲームが警察署とコラボをするのは今回が4回目。今回の啓発活動のため、「太刀 石切丸」をモチーフにしたゲームのキャラクター「刀剣男士 石切丸」を起用し、「STOP!ATMでの携帯電話」と書いたポスターとステッカーを製作した。
10月5日は、同ゲーム宣伝隊長「おっきい こんのすけ」が枚岡警察署の一日警察署長に就任。当日は10時から石切劔箭神社菱水会館で委嘱式を行い、その後、「おっきい こんのすけ」と東大阪市マスコットキャラクター「トライくん」による防犯教室と写真撮影会をそれぞれ3回行う。会場には「刀剣男士 石切丸」の等身大パネルを設置し、10時から15時の間、コラボステッカーを配布する。同イベントの開催に合わせ、同神社宝物館では9時から16時まで、「太刀 石切丸」を特別展示する。
コラボポスターは、市役所や警察署、交番、東大阪市内のATM、鉄道各駅に掲示予定。コラボステッカーは、10月7日から18日の平日、東大阪市役所5階危機管理室でも配布するほか、期間中に行われる市内のイベントなどでも配布を予定する。