建て替え工事で休業しているマクドナルド吉田店(東大阪市中新開1)が1月30日、オープンする。
近鉄けいはんな線吉田駅近くにオープンする同店。席数は92席。建て替え前の店舗は1989(平成1)年にオープンし、2023年7月に休業。以前は2階建ての店舗だったが、敷地内で場所を変え、平屋建ての店舗を新築した。
店内はファミリー向けの内装で、照明のグリーンはレタス、白黒の椅子は塩こしょうを、パーティションはチーズやバンズなどを、それぞれ表現し、壁面はハンバーガーの材料をアイコン化したデザインにした。3歳から9歳の子どもが無料で遊べる「プレイランド」も設置。近くに客席を置くことで食事しながら子どもを見守ることができるようにした。
近隣事業者のカフェ需要を見込み、ケーキやマカロン、フラッペ、スムージーなど、「マックカフェ」メニューを販売する。東大阪市内のマクドナルドでケーキ類を販売するのは、同店と中央大通り長田店(長田西)のみ。テーブルには電源コンセントとUSBポートを備え、フリーWi-Fiも用意する。
建て替えに合わせて駐車場を整備し、28台分の駐車スペースを設け、ドライブスルーのスペースも拡張した。モバイルオーダーで注文した商品を駐車場で受け取れるサービス「パーク&ゴー」専用駐車場も備える。
オープンに先立ち1月28日にはプレオープンし、近隣住民や関係者が来店した。大阪東エリアコンサルタントの寺本祐史さんは「プレオープンは平日昼間で、人が集まるのかと思ったが大勢に来店してもらえた。休業している間も、いつオープンするのかという問い合わせがあった。地元の人が待ってくれているのを感じた」と話す。
24時間営業(1月30日は7時から)。