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東大阪・瓢箪山のキャラクター「ひょこタン」の4こま漫画が冊子に

4こま漫画作者の大東聖弘さん(左)と河内新聞社社長の吉川雄太さん(右)

4こま漫画作者の大東聖弘さん(左)と河内新聞社社長の吉川雄太さん(右)

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 河内新聞社(東大阪市客坊町、TEL 072-929-8539)が1月31日、地方紙「河内新聞」で連載中の4こま漫画「ひょこタン」をまとめた冊子「ひょこタン」を発行した。

冊子「ひょこタン」の一部

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 1956(昭和31)年に創刊した河内新聞は、東大阪、八尾、柏原、羽曳野、藤井寺、京阪エリアの地方紙。吉川雄太さんが社長に就任した際、親しみやすいようにとレイアウトを変更し、2021年2月15日号から4こま漫画「ひょこタン」の連載が始まった。

 4こま漫画を描くのは、近鉄奈良線瓢箪山駅南側の商店街「ジンジャモール瓢箪山」内、「趣味の店 たからや」(神田町)店主の大東聖弘さん。「ひょこタン」は同商店街のマスコットキャラクターで、大東さんは商店街のブログに2012(平成24)年ごろから、ひょこタンのイラストや4こま漫画を掲載している。

 漫画に登場するのは「ひょこタン」、瓢箪山駅北側の瓢箪山中央商店街(通称=サンロード瓢箪山)のマスコットキャラクター「ひょうたクン」、両キャラクターのテーマソングを歌うシンガー・ソングライターの若林美樹さんをキャラクター化した「みきてー」の3人。東大阪、八尾、柏原などが中心の購読エリアをひょこタンとその仲間が駆け巡り、駅ごとに街の由来や特徴、名所、特産品、企業などを紹介する。大東さんは自身で撮影した写真などのトレースを見ながらタブレットに指で線を描き、漫画を完成させているという。

 今年の1月1日号で118回の連載を迎え、「ある程度、たまってきたのでまとめてみよう」(吉川さん)と、冊子を制作。36ページの冊子に5市52駅にまつわる4こま漫画を掲載する。「新聞の4こま漫画なのでモノクロで見た目が暗かったため、冊子にするにあたり、各線を走る鉄道車両のイラストを新たに描いた」(大東さん)と話す。1部300円。趣味の店たからやで販売する。

 「購読者は高齢者が多いので、高齢者が知っている4こま漫画の内容と子どもが知っているキャラクターで、孫との会話がふくらめば」と大東さん。吉川さんは「連載はこれからも続くので、もっとたまったら漫画本として出版したい」と意欲を見せる。

 趣味の店たからやの営業時間は10時~18時。日曜定休。

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