東大阪市上下水道局は4月1日、市のマンホールのふたをデザインした「マンホールカード」の配布を始めた。
国土交通省や日本下水道協会、民間企業などが参加する「下水道広報プラットホーム」内のプロジェクトチーム「マンホール・エンジョイ・プロモーション」が企画・発行するコレクションアイテム「マンホールカード」。全国各地に名所やキャラクター、自然など、さまざまなデザインのマンホールふたがあり、「近年増加するマンホールファンだけでなく、これまであまり関心がなかった人にもマンホールふたの世界を楽しんでもらいたい」と、同カードを発行した。
第1弾では、28都市30種類のカードを発行。東大阪市では、ラグビーW杯2019の開催地の一つに決まったことを受け昨年、「RUGBY WORLD CUP 2019」の文字を入れたマンホールふたを導入。現在は市本庁舎周辺に3個設置し、本年度から市花園ラグビー場周辺に整備していく予定で、下水道計画総務室の中川真人さんは「そのふたを使ったカードを作ることで、W杯と下水道をよりPRできるのではと同カードの製作に参画した」と話す。
カードは9つの地域でフレームを色分けし、表面にはマンホールふたの画像と設置されている場所の経緯度、観光名所やイベント、スポーツなど、それぞれのマンホールふたのデザインの特徴をピクトグラムで表示。裏面には、デザインの由来や上下水道局ホームページへ誘導するQRコードなどを掲載する。
「カードをきっかけに市内はもちろん、市外の方に東大阪市はラグビーの街、W杯開催都市であることを知ってもらいたい」と中川さん。
配布は来庁者限定で1人1枚。配布場所は、13階下水道計画総務室(TEL 06-4309-3247)。配布時間は9時~17時30分。土曜・日曜・祝日休み。