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若江岩田の花のアトリエ「杏」が生花の移動販売 花のある暮らしを提案

「杏 移動花屋」の田中敦子さん

「杏 移動花屋」の田中敦子さん

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 「杏 ドライフラワーと暮らしのアトリエ」(東大阪市若江北町2)が9月14日・15日、レンタル&コミュニティースペース「ainowa(あいのわ)」(岩田町)で生花販売を行った。

秋色アジサイなど秋らしい花が並ぶ

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 生花店勤務などを経て2021年5月、自宅1階に「杏 ドライフラワーと暮らしのアトリエ」をオープンした田中敦子さん。現在はドライフラワーをメインに、花束やアレンジメント、額装などの作品を受注制作するほか、小中学生と大人を対象に定期レッスンを行っている。

 田中さんは「もともと、アトリエを持つ前は移動花屋を出店したかった。場所の確保が難しくアトリエを作ったが、アトリエは予約制でふらっと来にくい。花のある暮らしを提案し、気軽に花を飾ってもらいたい」と移動生花店を始めた。敬老の日に合わせて2日間限定で、アトリエから近く商店街沿いにあるレンタル&コミュニティースペース「ainowa(あいのわ)」で「杏 移動花屋」をオープンした。

 10月からは秋冬限定で、「Beginning week flower 週の始まりにお花を飾ろう」をテーマに、祝日を除く月曜に同スペースで移動生花店を営業する。田中さんは「アトリエで作る作品はSNSを見てくれた大阪市内や奈良、兵庫などの人が注文してくれているが、『移動花屋』は地域の人に向けてやっていきたい。地域の人に顔と名前を覚えてもらいたい」と話す。花は15種類以上そろえ、1本から販売するほか、簡易包装で花束の注文にも対応する。「花はできるだけ農家から直接仕入れ、かわいいと思った物を用意する」と田中さん。

 田中さんは「子どもや若い男の子なども、気軽に1輪買っていけるような花屋になりたい」と笑顔を見せる。

 次回の販売は10月6日13時~17時。雨天休業。

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