
バルイベント「布施えびすバル」が10月12日、近鉄布施駅周辺で開催される。
「大阪府下有数の繁華街だった布施の飲食店を知ってもらってにぎわいを取り戻したい」と、飲食店経営者や布施の街が好きな利用客らが2013(平成25)年に始めた同イベント。えべっさんの街・布施で行うことから、「食べる門には福来たる!」をコンセプトに掲げて開催してきた。
7年ぶり7回目の開催となる今回は、若手の飲食店店主8人が実行委員となり、小規模で再スタート。布施駅北側に店を構える33店が参加する。「時代おくれ」(東大阪市足代新町)店主で実行委員長の金岡重彰さんは「平日も週末も人が少なくなっているので、布施を知ってもらえたら」と話す。
チケット料金(10枚つづり)は、前売り=3,000円、当日=3,500円。参加店は、ドリンクとフードをセットにしたバル特別メニューを用意する。特別メニューのチケット使用枚数は2枚~4枚で店によって異なり、「各店にはチケット代を上回るメニューをお願いしている」と金岡さん。
前売りチケットは10月9日23時59分まで参加店で販売するほか、同イベント予約フォームで受け付ける。予約分の前売りチケット受け取りと当日チケット販売は「Bar STAX」(長堂1)前と「Reggae Bar Whatever」(足代新町)前で行う。使い残したチケットは10月27日まで、参加店で1枚300円の金券として使うことができる。
金岡さんは「参加店の3分の1が初参加で、ここ1~2年でオープンした店も参加しているので、布施にたまに来るという人も新しい出会いができると思う。利用したことのない店も回ってほしい」と呼びかける。