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花園近鉄ライナーズの選手とスタッフが児童の登校見守り 東大阪市内14校で

「ライナーズスマイル愛ガード運動」に参加するサナイラ・ワクァ選手

「ライナーズスマイル愛ガード運動」に参加するサナイラ・ワクァ選手

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 ジャパンラグビーリーグワン「花園近鉄ライナーズ」(以下、ライナーズ)の選手とスタッフが11月28日、小学児童の登校見守り活動「ライナーズスマイル愛ガード運動」に参加した。

校門前で児童の登校を見守るアキラ・イオアネ選手と菅原貴人選手

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 「地域の子どもは地域で守る」「子どもの安全はみんなで」を合言葉に、東大阪で2005(平成17)年に始まった「愛ガード運動」。東大阪市内の学校・家庭・地域が連携し、児童の登下校時の見守りや通学路などの見回り、交通安全啓発などを行う活動で、現在、約8000人が愛ガード運動協力員として参加している。ライナーズは10年以上前から愛ガード運動に参加しており、2021年からは「スマイル愛ガード」と名付け、チーム全体で活動に参加している。

 この日は、選手とスタッフ合わせて約90人が同活動に参加。東大阪市内の小学校14校に分かれ、8時から8時30分の登校時間の間、教職員や地域の愛ガード運動協力員と一緒に児童の登校を見守った。

 東大阪市花園ラグビー場近くの英田(あかだ)南小学校周辺では、サナイラ・ワクァ選手、菅原貴人選手、アキラ・イオアネ選手、人羅奎太郎選手、高野蓮選手とスタッフが活動に参加。「おはようございます」とあいさつをするとともに、「自転車来てるよ」「信号変わったよ」「いってらっしゃい」などと声をかけ、黄色い旗を上げて児童たちを誘導した。選手に話しかける児童も多く、この日はワクァ選手に出身地をたずね、フィジーについて教えてもらっている児童の姿も見られた。活動に参加した菅原選手は「子どもたちがすごく元気で、活動をしている僕たちが元気をもらえて楽しい」と笑顔を見せる。

 ジャパンラグビーリーグワン2025-26は12月13日に開幕。今季バイスキャプテンを務める菅原選手は「(プレシーズンマッチの)ホンダ戦ではボロボロにされたが課題は明確なので、落ち込むことなく開幕に向けてポジティブにやっていきたい」と意気込む。

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