「第45回布施戎神社2026年度福娘コンテスト」で選ばれたミス福娘、準ミス福娘、入賞者合わせて9人が12月1日、東大阪市役所を訪問した。
準ミス福娘の佐藤知優さん、ミス福娘の北谷真乙さん、準ミス福娘の森本陽菜さん
布施駅周辺の商店街で組織する布施商店街連絡会が主催する、年末恒例の「布施戎福娘コンテスト」。コンテストで選ばれた福娘は1月9日~11日の十日戎に布施戎神社(東大阪市足代1)で「福」を授けるほか、ミス福娘と準ミス福娘を中心に、同神社や商店街、近鉄百貨店東大阪店でのイベント出演や一日警察署長など、1年を通して東大阪のPR活動を行う。
今年は429人の応募があり、書類による1次審査を経て、11月23日の2次面接を通過した25人を十日戎で奉仕する2026年度の福娘に決定。11月29日に行われたコンテストで、ミス福娘1人、準ミス福娘2人、入賞者6人が決まった。
ミス福娘は、大阪経済大学2年の北谷真乙(まお)さん、準ミス福娘は、同志社大学3年の佐藤知優(ちひろ)さんと神戸女学院大学3年の森本陽菜(ひな)さん。12月1日に表敬訪問を受けた野田義和東大阪市長は「お参りされた方に、元気やな、ええ年やな、と思っていただけるよう、皆さんのもっているすべてを出し切ってほしい」と話した。
ミス福娘に選ばれた北谷さんは「生まれてからずっと布施に住んでおり、毎年、布施戎神社にお参りに行き、福娘に会う中で私もやってみたいと応募した。全力で笑顔と元気と福を届けたい」と話す。
準ミスの佐藤さんは「東大阪に住み始めたのが2年前で、福娘の応募は2回目。2度目の挑戦で福娘になることができたので、2年分の思いを込めて全力で奉仕したい」、森本さんは「母が布施の企業に勤めていて、福娘をするなら布施でという母の願いをかなえたいと応募した。お参りに来られる方の中には苦しい状況にある人やこれから何かに挑戦するという人がいると思うので、その方々を支えられるような、勇気を与えられるような福娘になりたい」と意気込む。