東大阪で小・中学生対象「発明品アイデア」募集 優秀作品は町工場が試作製造

「第2回 大切な誰かのために考えた発明品アイデアコンテスト」

「第2回 大切な誰かのために考えた発明品アイデアコンテスト」

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 東大阪市内で誕生した製品の魅力を都市ブランドとして発信する「東大阪ブランド推進機構」(東大阪市荒本北1、TEL 06-4309-3304)で、小・中学生を対象にした「第2回 大切な誰かのために考えた発明品アイデアコンテスト」のアイデア募集が現在、行われている。

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 同コンテストは、市内73社のものづくり企業が参画する「東大阪ブランド推進機構」が昨年、1回目を開催。市内在住・在学の小学生を対象にアイデアを募集し、235点の応募があった。

 発明品の試作完成品を贈呈する「東大阪ブランド賞」には、東大阪市立成和小学校2年(現・3年)の加藤未来人君が「手の不自由なおばあちゃんに好きなカニをたくさん食べてもらいたい」と応募したカニむきロボット「カニニカ」と、英田北小学校4年(同5年)の馬渡日菜子さんが、乗車中に道を譲ってもらった際に優しい音とピンク色のランプで「ありがとう」の気持ちを伝える「ありがとうボタン」が選ばれ、市内20社以上の製造業が技術を持ち寄り、試作品を完成。贈呈式の様子などは多くのメディアに取り上げられた。

 2回目の今回は、応募対象を中学生まで広げ開催。応募資格は東大阪市在住・在学の小・中学生で、ブランド賞1作品にはアイデアの試作完成品、町工場での製造体験が贈られる。締め切りは5月31日。郵送または持参で受け付ける。

 東大阪市役所1階ロビーでは現在、第1回受賞作品の試作完成品や設計図などを展示。プロジェクトを追った映像も流す。展示は5月31日まで。

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