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大阪商業大学で「マージャンの魅力展」 発祥から現代までたどる200点展示

アメリカへの輸出用だった考えられている豪華な「花辺牌」

アメリカへの輸出用だった考えられている豪華な「花辺牌」

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 大阪商業大学アミューズメント産業研究所(東大阪市御厨栄町4、TEL 06-6618-4068)で7月2日、特別展示「マージャンの魅力展」が始まった。

第2次世界大戦中に作られた「インパール枕木牌」

 第1展示では、中国でゲーム用のカードがどのように生まれ、どのように変わっていったかを年代順に紹介。中国の宋(そう)の時代に発行された世界最初の紙幣に始まり、紙幣を模してゲームカードが作られた過程が分かる。研究員の高橋浩徳さんは「紙幣の柄は穴開き銭や、穴開き銭をひもに通した棒状のもので、これがマージャンパイの柄のもとになっている。よく竹だと思われている索子(ソウズ)は、この穴開き銭をひもに通したもの」と解説する。

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 第2展示では、紙幣やサイコロを元に作られた中国のゲームカードを展示。第3展示では日本のマージャン史について展示しており、大正時代の末から広く遊ばれるようになり、当時は婦人画報やサンデー毎日などの雑誌が「エキゾチックな新しいゲーム」と紹介していた様子や、昭和初期には入門書から戦術書が大量に出版されブームとなったことを紹介する。

 第4展示では、中国のゲームカードが東アジアからヨーロッパに伝えられ、各国でどのような影響を与えたかについて展示。第5展示では、文学作品や映画、漫画など、マージャンが登場するメディアを紹介する。中央のガラスケース内には、デジタルマージャンや子ども向けの商品、各国のマージャンパイなどを展示する。

 「マージャンが中国でどのようにできたかというところから始まっているので、マージャンを知らない人にも見てもらいたい」と高橋さん。

 期間中は関連講座も開く。7月9日は「新しいマージャンゲーム『ポーラースター』解説と体験会」、16日は漫画家・押川雲太郎さんによる「マージャン漫画の裏話」、23日はプロ雀士(じゃんし)・井出洋介さんの「麻雀(マージャン)の現状と今後の展望」、30日は全自動マージャン卓などを製造するマツオカの松岡博文社長による「麻雀大好き社長のずーっと麻雀」、8月6日は「世界のゲームカードの歴史」。いずれも事前申し込みが必要。

 開館時間は10時~16時30分。入場無料。8月6日まで。

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