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焦がしシュークリーム「ベイクドマジック」運営会社、東大阪に新工場 直売店も

長田に開設したセントラルキッチンと「ベイクドマジック スイーツ・ラボ店」

長田に開設したセントラルキッチンと「ベイクドマジック スイーツ・ラボ店」

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 焦がしシュークリーム店「ベイクドマジック」を展開するヤムヤムクリエイツ(東大阪市長田東4)が大阪市営地下鉄・長田駅近くに工場を開設し、9月2日から本格稼働する。

定番商品の焦がしキャラメルミルクシュー

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 2010年4月、近鉄奈良線・瓢箪山駅近くに1号店となる東大阪本店(本町)をオープンした同社。北海道産フレッシュミルククリームとカスタードを使ったシュークリームに砂糖をまぶし、バーナーでブリュレした「焦がしシュー」をメインに販売する「ベイクドマジック」を、国内では大阪で直営4店舗と西宮名塩SAにFC1店、2016年に入りベトナムで6店舗を展開する。これまでは店舗内で商品を製造していたが、百貨店や駅ナカ店舗での催事は年間80回以上を数え、空港や駅、スーパーへの卸が増えたため生産が追いつかず、自社工場を開設した。

 工場の敷地面積は約550平方メートルで、これまでの約3倍となる月20万個程度を9月から生産予定。投資額は約1億円。8月に本社も工場内に移転した。大串和也社長は今後の展開について「FCを早期に展開したい」といい、「甘いものが好きな文化を持つベトナムで成功したといえる日本のスイーツブランドはまだない。市場のリーダーになりたい」と意気込む。

 9月2日には工場に併設するテークアウト専門の直売所「ベイクドマジック スイーツ・ラボ店」(TEL 06-4308-4088)をオープン。焦がしキャラメルミルクシュー(240円)、焦がし生チョコミルクシュー、焦がしイチゴミルクシュー、焦がしマンゴーサンシャインシュー(各270円)の4種類のシュークリームのほか、黄金のキャラメルパイ、魔法の練乳ロール(各1,080円)、焦がし卵ソースのブリュレバーム(1,300円)、チーズケーキラスク(5枚入り540円~)などを販売する。工場併設店ならではの商品として訳あり品も販売する。

 オープン記念として同2日~4日の3日間は、購入客を対象にチーズケーキラスク1枚や、1,000円以上の購入で300円の金券を進呈するなどの特典を用意。プレーンバームクーヘン、チーズケーキラスク5枚、キャラメルシューラスクをセットにしたお楽しみ袋(1,080円)を1日50セット用意する。

 「東大阪生まれのスイーツなので、地元の人に愛される店にしていきたい」と大串社長。

 営業時間は10時~20時。

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