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ラグビーにちなんだ食を紹介「東大阪ショウテンズ」 市外への手土産狙い冊子作製

「東大阪SHOTENS」表紙

「東大阪SHOTENS」表紙

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 東大阪市経済部商業課がラグビーにちなんだ食品を製造販売する店を紹介する冊子「東大阪SHOTENS(ショウテンズ)」を作製し、現在配布をしている。

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 ラグビーW杯2019の市花園ラグビー場開催を一つの契機とし、地域の商業活性化を支援することを目的に作成した同冊子。昨年の7月からラグビーをモチーフにした食品の製造販売をする店舗を募集し、8月に掲載12店舗を決定。9月から各店舗への取材を始めた。

 当初は観戦に訪れるラグビーファンをターゲットにしようとしていたが、店舗側は「地元の人や企業に店舗への親しみを持ってもらいたい」「近隣住民に手土産品として購入してもらいたい」という思いが強いことが判明。全国高校ラグビー大会に合わせてラグビー場で配布するほか、市のウェブサイトや市政だよりへの掲載、東大阪ブランド推進機構参加企業への配布など、市外への手土産品としての商品PRにも取り組む。

 スイーツの掲載店舗は、花園ラグビー場近くに店を構える「花ラグ饅頭(まんじゅう)」の菓心庵絹屋(吉田6)、ラグビーボール型の「ショコラグビーボール」を開発したケーキとチョコレートの店ファミーユ(下小阪5)、高校ラグビーに毎年出店するおほい堂本舗(箱殿町)、トライくんや市内の名所をプリントした写真クッキーを販売する菓子房きぬた(小阪本町2)、利用客の要望で土産品を開発した花園創菓庵松一(稲葉3)、ゴールポストをイメージした焼き菓子を作る和菓子舗萩月(御幸町)、「トライくんのコシヒカリカステラ」を販売するアンスタージュサタケ(西堤学園町1)、ラグビーボール型の上生菓子を一つ一つ手作りする菓匠庵白穂(若江本町1)、どら焼き生地につぶあんと求肥(ぎゅうひ)餅を入れた「TRY YAKI」の御菓子司五條堂(東鴻池町1)、「花園ぷりん」を販売するお菓子の工房カランリーヌ(池島町3)の10店舗。

 ラグビーボール型のご飯や自家製コロッケ、サイコロステーキ、エビフライなどを詰め合わせた「ラグビー弁当」を販売する「肉の森田屋本店」(昭和町)、フィールドに見立てた野菜の上にトンカツをのせた「ラグビー弁当(トライ)」の和公(長田2)の弁当のほか、かつてハウス食品のカレー工場が東大阪にあり、ラグビーボールの形に似ていることからカレーパンで町おこしをしようと発足した「東大阪カレーパン会」なども紹介する。

 冊子はA5サイズ16ページ。製作部数は2400冊。市ウェブサイトからダウンロードも可能。

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